双子の私はいつか死ぬ。【HxH】

銀髪の闘技場(1)　8歳 ページ19

本編では、キルアが6歳の時に天空闘技場に挑んだのは分かっていますが、Aちゃんの影響があり2年遅れたっていうことで(^_^;)

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キ「あ、てめぇ、返せよ！！」

貴方「てめぇって酷くない！？てか、これは私のチョコロボ！」

キ「お前さっき全部食ったろーが！」

シ「静かに。」

貴方「うぅ…」



なぜ私達がこんなにアホらしい口論をしているのかと言うと、この上なく退屈だからである。

前々からお父さんに知らされてはいたけど、私とキルアは今日から、「野蛮人の聖地」こと天空闘技場の200階まで上がらなくてはならない。

受付に必要事項を埋めるだけなのに、とてつもなく長い行列があった。
よって、私とキルアは口喧嘩を始めたのである。



…


…あ、やっと受付にたどり着いた。



シ「キルア、A、200階にたどり着いたら帰ってきてもいい。それまで何回負けようが、100階に到達するまではホテルで過ごせ。」

キ「100階まで？」

シ「100階をクリアすれば個室が用意される。」



ふと、お父さんの鋭い視線が私へと移る。
眼圧に耐えられず、私はそっぽを向いた。
…お父さんの目は、いつも冷たい。

正直言って、嫌いだ。

彼に軽く鼻で笑われたような気がしたが、無視した。

彼もどうせ私のことを嫌っているんだ。
落ちこぼれの私をさ。
はは、お母さんと全く同じ。
イル兄もそうだろうね。



受付の人「天空闘技場へようこそ！こちらに必要事項をお書きください。お一人様ですね？」

シ「いや、この子達が入る。」



彼女はぎょっとしたようにお父さん、キルア、そして私へと視線を交互に移した。
はは、この人がゾルディック家の過酷な環境を経験したら死んじゃうだろうね。

えーと…



名前：A＝ゾルディック
生年月日：7月7日 1987年
闘技場経験：無しだね。
格闘技経験：…8年？
格闘スキル：銃、剣、体術(キルア程じゃないけど)、暗殺(下手だけど)



こんなもんかな。

ちらりとキルアのを見てみると、彼は格闘スキルに「銃と剣の扱い以外Aより上手」と書いていた。

超ムカつく！！！！

受付の人は怯えた目で私達のことを見つめ、必要事項を受け取った。



受付の人「で、では、こちらへどうぞ！！」

銀髪の闘技場(2)　8歳→←銀髪の念(2)　7歳

• 金　運: ★☆☆☆☆
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