【進撃の巨人】言葉じゃ伝わらないだろ？-Chapter3- (ページ4)

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５４～わかったふり～ページ4

ハンジさんを中心とし、実験の計画が話し合われた。

・・・いや、「実験」じゃなく・・・、「検証」・・・かな？

その対象がエレンなだけあって、実験という言い方はあまり好きじゃないのだ。

話し合いが大方まとまったところで、ハンジさんがエレンに挨拶をする。

エレンの両手をしっかりと掴んで言うものだから、エレンは少々困り顔で。

リ「その手であんまり触るなよ、汚ねぇな・・・。」

そこで兵長の軽蔑的なセリフが入る。

ハンジさんは「全く、酷いなぁ。」と抗議するけど・・・。

その表情は相変わらず笑っていた。

兵長はやっぱりハンジさんを睨みつけているけど、嫌な風には見えない。

思えば、ハンジさんがいる時、兵長はいつもよりも口数が多いし、

なんだかんだでハンジさんを信頼しているようで。

だからきっと、お互いに好いているのかな？と感じている。

それはもちろん、友情的な好きだと思うけど・・・。

・・・恋愛面での可能性も、無きにしもあらず。

もしそうだったら、影ながら応援したいなぁ・・・なんて。