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６１〜わかったふり〜 ページ13
グ「・・・つまり・・・、お前が意図的に許可を破った訳ではないんだな。」
問うグンタさんに、エレンは慎重に告げる。
ｴﾚ「・・・はい・・・。」
・・・そして、一呼吸分の間。
・・・ガシッ！
「・・・、、」
ﾊﾝ「えっ！？」
先輩達が急に、自らの手に噛り付き始めたのだ。
「・・・な、」
ｴﾚ「ちょっと、何やってんですか！？」
グ「いってぇ・・・。」
エ「これはキツイな・・・。エレン、お前よく こんなの噛み切れるな。」
ｴﾚ「・・・、」
グ「・・・俺達が判断を間違えた・・・。そのささやかな代償だ。
・・・だからなんだって話だがな・・・。」
ｴﾚ「・・・え・・・？」
ｵﾙ「お前を抑えるのが俺達の仕事だ、それ自体は間違ってねぇんだからな！
調子乗んなよガキ！」
ペ「・・・ごめんね、エレン。
・・・私達って、ビクビクしてて間抜けで失望したでしょ・・・？
でも、それでも・・・。一人の力じゃ、大した事はできない。
だから私達は組織で活動する。
私達はあなたを頼るし、私達を頼ってほしい。」
ｴﾚ「・・・、、」
ペ「・・・私達を・・・信じて。」
今日の紅茶
アップルティー
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作者名：古宇利るい | 作成日時：2015年3月4日 18時
