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自宅のマンションに帰宅したら暫く空き部屋だった隣に誰かが越してきたことが判明した。
灯りが付いていたからすぐに分かった。
どんな人だろう。
変な人じゃないといいな。
小腹が空いたからスーパーで買った赤貝を食べながらビールを呑んでいると、インターホンが鳴った。
こんな時間に誰だろう。
扉を開けたら、どこからどう見ても大野智がいた。
状況が把握できなくて目を丸くする。
O｢隣に越してきました。大野です。宜しくね｣
ふざけたような笑顔で挨拶された。
S｢マジで…？｣
何考えてんだこの人！！
隣に越してくるなんて聞いてない！！
今日も仕事一緒だったのに何も聞いてない！！
O｢前に引越し先を探してたら翔くんのマネージャーが、ちょうど翔くんの隣が空いてるって教えてくれたの｣
S｢確かに空き部屋だったけど…。何でわざわざ俺の隣に？｣
O｢翔ちゃんの驚く顔が見たくて」
何それ、理由が特殊すぎませんか。
S｢驚きすぎて腰抜けるかと思った…」
智くんずっとヘラヘラして、すげぇ嬉しそうだな。
O｢ねぇ、翔ちゃんの部屋入っていい？｣
S｢え、いいけど…食べ物とか何も無いよ？｣
O｢うん、知ってる｣
S｢いや、想像以上に何も無いよ？｣
O｢大丈夫｣
俺の部屋マジで何もないんだけどな…。
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きよ(プロフ) - 山櫻さんお話しありがとうございます。続きがとても気になっていたので嬉しいです。やっと気持ちが繋がって良かった。これからは、お互いを想いすぎてすれ違う事がないようにと祈っています。更新を楽しみにお待ちしています。 (2023年4月16日 10時) (
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作者名：山櫻 | 作成日時：2017年3月10日 21時
