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料理が完成したみたいで、お皿に盛り付けた料理が俺の前に運ばれてきた。
S｢すごい美味そう！」
智くんが照れ臭そうに笑う。
O｢食ってみ？」
S｢いただきます！」
O｢どう？」
S｢うまっ！！これ何？」
美味しすぎて思わず笑みがこぼれる。
O｢アヒージョ。お洒落じゃない？ふふっ」
S｢うん、超お洒落！」
智くんと一緒に食卓を囲む。
普段自炊しない俺からしたら、余りにも贅沢な時間と空間で。
今の自分の感情を幸せとしか言い表せられない。
智くんに胃袋まで掴まれてしまった……。
S｢ご馳走様でした！」
O｢オイラと翔ちゃんって味の好み似てるよね。作りやすくて助かる」
S｢ははっ、俺智くんの手料理だったら何でも美味いと思うよ」
だから、また作って欲しい。
俺のためだけに何度も作って欲しい。
なんて、言えたらいいのに…。
一緒に皿洗いを手伝って、智くんがニノと相葉くんから貰ったゾンビ系のDVDを一緒に見ることになった。
二人がけのソファに並んで座ってテレビに釘付けになる。
怖いシーンになる度につい顔を歪めて目を背けてしまう。
そして、智くんが隣にいることを横目で確認する度に笑われる。
S｢智くんは怖くないの？」
O｢翔くんが居るから平気｣
わざとこのDVDを選んだんじゃないかってぐらい俺が怖がる姿を見て楽しんでる。
俺が怖がる度に嬉しそうに笑うってどうなの。
まぁ、智くんが楽しいならいっか。
DVDが終わると部屋が途端に静寂に包まれた。
1人で寝るの怖くなっちゃったじゃん。
S｢怖くて帰りたくない…」
半分冗談の半分本気。
O｢ふふっ、一緒に寝よっか？」
S｢やだよ(笑)」
O｢じゃあ、寝る時間まで一緒にいてあげる｣
S｢ありがとう」
二人で深夜のバラエティ番組を見ることにした。
眠くなったら帰れば良い。
隣に住んでいるからこそ、こんな時間まで智くんと一緒に過ごしていられる。
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きよ(プロフ) - 山櫻さんお話しありがとうございます。続きがとても気になっていたので嬉しいです。やっと気持ちが繋がって良かった。これからは、お互いを想いすぎてすれ違う事がないようにと祈っています。更新を楽しみにお待ちしています。 (2023年4月16日 10時) (
レス) id: dcaa28dbe3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山櫻 | 作成日時：2017年3月10日 21時
