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次の日は偶然智くんと二人の雑誌撮影で。
俺が先に現場に入って待ってたら、智くんが欠伸をしながら入ってきた。
眠そうではあるものの、スタイリストさんにセットされた髪型と服装でちゃんとアイドルの顔になってる。
当たり前だけど物凄く格好良い。
智くんと目が合って思わず目を逸らす。
だって俺は昨日、この人に抱きしめられた。
O｢翔くんおはよう、寝みぃ…｣
S｢おはよう、昨日はごめん｣
O｢あのあと大丈夫だった？｣
S｢大丈夫だよ、寝たら治った｣
O｢そっか…良かった｣
なんだか気まずい。
数時間の撮影が終わったら、智くんがこのあと予定ある？って聞いてきた。
特に無いって答えたら、じゃあ一緒に晩飯食おうっていう話になった。
O｢俺が作ってあげる。｣
S｢マジで？｣
単純に嬉しい。智くんの手料理なんて絶対美味い。
食材は買ってあるからって撮影が終わったらそのまま智くんの部屋にお邪魔することになった。
ちょっと緊張する。
O｢適当に座ってて、今から作っとくから｣
S｢分かった｣
リビングのソファに腰掛けニノの私物が部屋に置いて無いか、つい探してしまう。
そもそも引越ししたばかりで生活感があまり無い。
ふと、智くんが俺の隣に住むことをニノがOKしたのが不思議になった。
それだけ俺も智くんもニノから信用されてるってことか…。
キッチンの方を覗いてみると腰にエプロンを巻いて自然体な感じで料理をする智くんが見えた。
やっぱりかっこいいなぁ。
なんて、気付かれないようにぼんやりと見詰める。
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きよ(プロフ) - 山櫻さんお話しありがとうございます。続きがとても気になっていたので嬉しいです。やっと気持ちが繋がって良かった。これからは、お互いを想いすぎてすれ違う事がないようにと祈っています。更新を楽しみにお待ちしています。 (2023年4月16日 10時) (
レス) id: dcaa28dbe3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山櫻 | 作成日時：2017年3月10日 21時
