【忍たま】灰色の隣側 (ページ8)

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第８話ページ8

乱太郎｢本当にお久しぶりですね
任務がお忙しいんですか？｣

A｢うん。
でもさっき1つ終えたところだから、
久々に町でご飯食べようと思って｣

しんべヱ｢それなら僕たちと
美味しいうどん屋さんに行きませんか？！｣

A｢うどん屋さん？｣

しんべヱ｢はい！｣

乱太郎｢私たちは今、きり丸の付き添いで町までやって来て
お昼がまだだったので、
帰りにうどん食べてこうって話していて
ねっ、しんべヱ｣

しんべヱ｢うん！
きり丸は今、バイト中です！｣

乱太郎｢私たちはうどん食べたら帰っちゃいますけど、
きり丸はバイトが終わるまでここに｣

A｢そっか｣

しんべヱ｢Aさんも一緒にどうですか？！｣

A｢うんいいよ
私も今、何食べようか悩んでたとこで…｣

｢｢やったー！｣｣

3人は、美味しいと噂のうどん屋さんに向かった

──その頃タソガレドキ忍軍本拠地では
尊奈門が戻ってきていた

諸泉｢報告も終えたし、火器の点検でもしておくか…
…その前に、部屋に置いてきた備品を片付けないと｣

狼隊のお屋敷へ行き、戸を開ける
奥に囲炉裏端が見えるが、
昼食を食べているはずのAの姿がない

諸泉｢…もう済ませたのか…?｣

するとそこに陣左が通りかかった

諸泉｢あ…高坂さん、A見てませんか？｣

高坂｢アイツなら、さっき町へ出掛けて行ったが…
なんだ、一緒じゃなかったのか？｣

諸泉｢町へ……?｣

それを聞いた尊奈門は直ぐ様飛び出ていった

思い出すのはアカトキでの"人攫いの噂"

諸泉｢(胸騒ぎがする……)｣

町へ急いだ