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ふぅ……もう少しで花畑……
たいそう綺麗だと噂されるお花畑、
僕も見てみたいと思いいま向かっている……
向かっているけど…アレ……
吸血鬼でしょ……
あからさまな吸血鬼がお花畑に座り込んでいた
喰われちゃうかな……
「……吸血鬼さん……こんな所でなにしとるん？」
ジリジリと僕が距離を詰めると
あちらも距離を取られてしまう
「……頭大丈夫かよ……お前。吸血鬼だぞ……」
「いや……吸血鬼でもお花畑来るんだなぁ……って……」
こんな事言うのもあれだけど……
すごく綺麗。黒いマントの下に輝く瞳が綺麗……
見とれていたらこう言ってきた
「はぁ、…今は喰う気は無い、2度と来るなよ？」
と言い放った…
また会いに行ったら流石に迷惑かなぁ…
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作者名：ぷく | 作成日時：2019年7月2日 4時
