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お気に入りのワンピースを着てみる。
鏡の前に立つとワンピースを着た自分の姿
はぁ。とため息がもれる
ドアがコンコンとノックされる音
千秋「A〜 まだ〜?」
千秋の声がする
今行くー!
とカバンをもち、ドアを開ける
一段とおしゃれな千秋
私を見るなりニコリと王子スマイル
千秋「可愛いじゃん」
そう言い私の手を勝手に繋ぐ
恋人つなぎでちゃんと握る私と
ちょい緩めに握る千秋
昔から変わらない
玄関に行くためにリビングを通ると
冬真が雑誌を読んでいた
冬真「なになに!?
Aちょー可愛いよ。やべー。
ちょい兄貴。
今度俺にもA貸して! 」
そういう冬真に
あー。どうしよっかな?
と小さく口からもらし考える千秋
千秋「ちゃんと返してくれんの?笑」
いつもの笑顔に
珍しく目が本気モードな千秋。
冬真「まぁ…時と場合によるんじゃん?
俺、基本借りたら返さないタイプだし、
欲しくなっちゃうんだよね〜
そんなに大切にしてると。
兄貴には美咲ちゃんいんじゃん
A、俺に頂戴よ」
え。なにこのバトル…
いつから始まったの…?笑
ってか千秋、目が本気なんですけど…
今からデートじゃないの?笑
そう思ってると
冬真を見ながら
握っていた手に力が入った千秋
千秋「ごめんな。
Aはあげられない。
貸してはやれるけど、
ちゃんと返して?
一応、俺の宝物。
行こ?」
そう言い玄関へ
その後ろ姿を見つめ
あいやー。と顔を歪ませる冬真
今から何年かぶりの千秋とのデート
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リコ - ななのん。さん» ありがとうございます! (2016年8月17日 21時) (レス) id: a4c10bf09a (このIDを非表示/違反報告)
リコ - aquarium☆さん» それは嬉しいです!ありがとうございます! (2016年8月17日 21時) (レス) id: a4c10bf09a (このIDを非表示/違反報告)
リコ - もちぽて。さん» ありがとうこざいます! (2016年8月17日 21時) (レス) id: a4c10bf09a (このIDを非表示/違反報告)
リコ - ひまわりさん» ありがとうございます!がんばりますね! (2016年8月17日 21時) (レス) id: a4c10bf09a (このIDを非表示/違反報告)
優奈(プロフ) - 柊真→冬真ですよ (2016年8月17日 9時) (レス) id: e05babf7cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リコ | 作成日時:2016年7月19日 0時