好きな人がいること。ただそれだけ。

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ジリリリリリリリリリ…





あ「う…ん… はっ…

おきます…起きますから…」





朝。私の1日は目覚ましを止めるところから始まる





東京の下町。



月2万のこのアパートでの一人暮らしをして


早、2年。



高校生活も、そろそろ終盤にさしかかって参りまし

た。



私はというと、


高校3年にもなりながら、


やりたい事なし。

大学も興味なし。




とりあえず、パン屋さんとケーキ屋さんの

バイトかけもちで生きております



あ「よっしゃ。今日も頑張りますか！」


髪をお団子にして制服に着替えて



ドアを開ける




自転車をこぎ10分。





学校へ到着。






学校が終わるのが夕方4時





そのまま自転車とばして、



ケーキ屋さんのバイト





1時間の休憩に店長が


余ったケーキと紅茶を入れてくれて


それを食べるのが1日の幸せ。




店長「あ！そうだ！

Aちゃん！紹介したい人がいるの！」




あ「紹介したい人？」






店長「じゃん！ここのパティシエの

桜井 美咲ちゃん」




そう言って、店長の隣にいた女の人は


頭を下げる





私も軽くあいさつして、



直ぐに打ち解けた。






バイトが終わるのが夜の8時。



そのまま帰宅








そのままお風呂に入る







あ「だはー。

今日も頑張った。お疲れ様です自分」






そう言いお風呂から上がると



着信が一件。





いつものTシャツに半ズボン



電話をかけなおす。

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