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私の幸せ ページ5

試合当日




貴『清水先輩、私はスポドリ作って来ますね』

谷地「じゃあ私はイスを準備します!」

清水「じゃあ、よろしくね」




ふぅ、何とかひと段落終わったね

さて、体育館帰るか




ガラッ



貴『しつれーしま....した』




ピシャンッ





汗が止まらない

何故かって?

男子が上半身裸だったから

裸....だったから



ガラッ



清水「Aちゃんどうしたの?」

貴『上半身....裸だった』

清水「あー、ごめん。Aちゃんもか。慣れてね」





私もって事は仁花もか....

体育館入っていきなりは驚く






試合が始まってからやっと慣れる事ができた






それにしても、皆さん凄い

チームワークがしっかりと出来ている







試合終了後




谷地「すごかった!なんかこう....!」

日向「ぐわああってキた!?」

谷地「!!キた!」

貴『どーゆー会話なの?』




ぐわーとか、意味不明




日向「そういえば、俺もやった事あるよ村人B!」

谷地「えっ?」

日向「んで、主役より目立とうとして怒られた」

貴『それは日向が悪いでしょ』

影山「村人B....』へっ

貴『影山!日向の村人Bは罵ってもいいけど、仁花のは許さないよ!』

日向「はぁ!?村人Bには村人Bの格好良さがあんだよ!」




仁花は何やっても可愛いけどね

たとえ仁花が木の役でも可愛いよね






谷地「....!」







次の日




貴『仁花、なんかあった?』

谷地「えと、昨日お母さんにさ....」

貴『....仁花の、好きにしたら良いと思うよ』

谷地「....え?」

貴『やりたいかやりたくないかは、仁花が決めるものだから....だから仁花の好きにすれば良いと思う』






仁花は間違いなく私の一番の友達

仁花の幸せが私の幸せ







だから









仁花が今壁にぶち当たっているのなら

私が手を差し出してあげたい







谷地「....うんっ!」

日向「行こーぜ!!」ぐいっ







日向が仁花の手を引っ張って行く

遠ざかる背中を見て嬉しくなる

自分が仁花の背中を押せた事に対する喜びが全身に広がっていく




貴『背中、押せたよね』

影山「あぁ、あれには俺も少しジーンときた」

貴『別に、お前感動させても嬉しくない』

影山「あ!?んだとこのやろ!!」グリグリッ





痛いけど、嬉しい

あぁ、これが仲間なんだなと実感する

私の顔には自然と笑みが浮かんでいた

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美園 - ほんと〜にいちごミルクさんの作品大好きです! (2019年8月15日 15時) (レス) id: b24611d9b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちごミルク | 作成日時:2019年6月24日 17時

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