吸血鬼と怪盗と不死鳥【怪盗ジョーカー】

41話 〜8〜 ページ43

フェ「今度は僕の番だ！」

フェニックスは私のことを砂に降ろして、ファラオの方に向かった


フェ「フェニックスアロー！」

ファ「くっ！あちっ！」

ファラオは杖を離した

ジョ「剣を借りるぜ！」

ジョーカーはクイーンの剣を借りてファラオの仮面に向かった

ジョ「ファラオ、覚悟ー！！」

ファ(？)「やめてーー！！」

剣は仮面ギリギリで止まった

ジョ「くっ、ハチの真似をするな！」

ファ(？)「おいらの顔まできるつもりっスか？」

「…卑怯な」

ファ(？)「おいらのカレー…また、食べれなくなってもいいんっスか？」

ジョ「…カレー」

「こらこらー！」

ファ「ふっ！」

ジョ「！」

ジョーカーは手裏剣を剣で守り、ハチの水筒の紐を切った

中から出た水は魔人の砂に浴びるところだった

ジョ「！(ヤベェ！)」

「！そういう事ね！」

私はその水を操り、先ほどの杖にフェニックスの火を消した

ジョ「ナイスだぜ！A！」

「ジョーカー！前！」

ジョ「え？…ぐわぁ！」

フェ「しまった！」

クイ「きゃぁぁ！！」

「くっ！」

いつの間か、砂で皆捕まった

ファ「ふははは！砂を再生するのに何秒もかからんわ！」

「砂がある限り、何度も復活が可能なわけね…」

ファ「その通りだ！…さて、ジョーカーと言ったか？お前に選ばさせてやろう」

ジョ「はぁ？」

ファ「水の守り姫をワシに授け出すか、お前がこのまま潰させるか、剣で斬られるか好きな方を選べ！」

「…この野郎」

ジョ「…決まってる、俺を殺せ！Aは開放しろ！」

「ジョーカー？！」

ファ「…良かろう、なら潰され斬られるがよい！」

「聞いた意味ない！」

ジョ「うわぁぁ！！」

「ジョーカー！」

ジョ「くっ！死ぬ前に…聞かせてくれ、古代の秘宝は何処に？！」

ファ「そんなに知りたいか！あんなもの、インドの王に売り飛ばしわい！」

ジョ「…それさえ、聞ければこっちのもんよ」

ジョーカーはあの悪魔のような顔をした

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←40話 〜7〜

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す