吸血鬼と怪盗と不死鳥【怪盗ジョーカー】

3話 脱出？ ページ5

ジョーカーside





「…ふぅ」

ジョ「…大したことなかったな」←

「仕掛けとかないんでしょ…それより、どういう事？」

ジョ「ん？」

「…私の事を刑務所から出そうとする人間は居なかった…どういう狙い？」

ジョ「狙いかー…んー、そのネックレスとか？」

「…そうか」

ブン

ジョ「うぉ？！」

彼女は俺に向かって刃を向けた

ジョ「あ、あぶねぇだろ！」

「…脱出してくれた後で悪いけど、君のこと、信用したわけじゃない！」

また襲ってきた

ジョ「くっ！」

「逃げてるばかりか！ジョーカー！」

ジョ「お前な！分かってるのか？！」

「なに？！」

ジョ「あのまま刑務所にいたら、お前は明日死んでる！ずっとあのまま生きていくつもりか？！」

「！」

ガク「ガクー」

「…ガクルックス」

ジョ「ヘッ！お前に何があったかしらねぇが、まぁ、あの地獄の暮らしよりマシだろ！」

「…変な奴だ」

彼女は剣を消した

ジョ「どうせ、俺の事信用してないだろう？彼女なら、お前の目で見てみろよ！」

「は？」

ジョ「俺が普段、どのようにしてるのかをな！」

ハチ「ジョーカーさん！」

ジョ「お！来たか！」

「…気球？」

ジョ「お前も来いよ」

「？」

ジョ「どうせ帰るところないんだろう？」

「うっ(図星)」

ジョ「ついて来いよ！」

「…変わった奴だ」


彼女は俺についてきた

ジョ「そう言えばお前、名前は？」

「…A」

ジョ「Aかー俺はジョーカー！」

「この子はガクルックス」

ガク「ガク！」

ジョ「げっ！猫もどき2号！」

「はい？」

俺は素早くスカイ・ジョーカーの中に入った

「…プッ、変なの」

Aも後から登ってきた

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