29話 ダークキャッスルの罠 ページ31
フェニックスside
フェ「…ふぅ」
僕らは最後の部屋に来て、Aを下ろした
「…」
フェ「A？」
「…怖かった」
フェ「ごめん」
にしても、ここは何もなさそうだな…
「…」
フェ「A？」
Aは、真っ直ぐに壁を見ている
「…ある」
ガク「ガク？」
「ここに…私の記憶がある」
フェ「え？！」
「よくわからないけど…この壁の奥にあって、そこにあるって、頭の中に響いてくるの」
フェ「へー…そう簡単に壊せそうにならないね」
するとモニターが現れた
「ジョーカー！」
フェ「誰かと戦ってるみたいだね」
零『その通りよ』
「零！」
零『ダークキャッスルの地下にはたくさんの罠がある。だから、あなた達を離したの』
「つまり、２つに別れてクリアしてくゲームね」
ジョ『どういう事だよ！』
「ジョーカー、あなた達が歩いた時何か踏まなかった？」
レオ「そういえば」
「それが罠のスイッチよ…踏んだ時、私たちは罠に襲われた。ジョーカー達が罠のスイッチを押した」
ハチ『な、なるほど』
フェ「1人が罠を踏めば、反対側に落ちた1人が罠に襲われる仕組みか」
零『ピンポン。それにもう１つ命の罠を仕掛けたわ』
レオ『なに？！』
「ッ！」
ガク
Aは膝をついた
ガク「ガク？！」
フェ「A！」
「さ、寒い…」
零『どんな人間でも、ひとは寒さに弱い。それは吸血鬼も同じ…だから、A様に掛けた重力を解除した代わりに
身体が寒さに襲われるのを早くしたわ！」
フェ「おまえ！」
零『さて、このままA様の命を落とすのが先か…ジョーカー達が命を落とすのが先か…２つに１つよ！』
そこで零の音声は消えた
ジョ『おい、フェニックス！早くこいつらを片付ける！お前はAの体温が下がらないようにしてろ！』
フェ「あぁ！」
僕はAを片手で抱え、その真ん中にガクルックスを置き翼でAを包んだ
フェ「これなら…少しは体温を上げれる」
「フェニックス…ごめん」
フェ「大丈夫だ」
僕はジョーカー達に吸血鬼を倒す事を祈り続けた
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たかみん♪(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしています！ (2017年8月14日 0時) (
レス) id: 504cd40d3d (このIDを非表示/違反報告)
シロッチ - ピオラスさん» あ、ありがとうございます！！！他の小説も良かったら、是非読んでください！ (2017年1月7日 22時) (レス) id: 32ff240ce0 (このIDを非表示/違反報告)
ピオラス(プロフ) - この小説凄く好きです♪更新頑張って下さい！ (2017年1月6日 17時) (レス) id: 5e6bfab3f6 (このIDを非表示/違反報告)
シロッチ - ミランダさん» わかりました！頑張ります！ (2017年1月5日 19時) (レス) id: 32ff240ce0 (このIDを非表示/違反報告)
ミランダ - リクエスト良いですか？赤井 翼との恋愛物語書いて下さい！ (2017年1月4日 12時) (レス) id: 6317adf163 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シロッチ | 作成日時：2016年12月31日 15時
