8人目はふわふわ王子2

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乾杯からみんなのペースが早い


隣にいるこの、おおくま。食欲物凄いわ



もぐもぐ しながら




大「 今日、衣装合わせしとったんやろ？どやったん 」




なんて聞いて来るもんだから

色々口ん中見えてんで‥‥




「 くま汚い 」


大「 ええー！A冷たない？！ 」


ごくごくとお酒が進む進む


流石にこれにはまるると熱の入った話をしてた章ちゃんも

焦ったみたいで




安「 大倉！ペース考えて飲まな、潰れんでっ 」


丸「 ほんまやで〜、酔って花ちゃんに絡まんといてくださいね！！ 」



と、注意をしていた



雅也さんも凄くお酒飲むけど

酔ったところなんて見た事ないなぁ



なんて考えとったら


大「 もう！何考えてるん〜？あ、わかった！ライブの事やろ？たーくんには、なんでもお見通しなんやからなー！！ 」


って、的外れな事を言いながら

なぜか僕を抱きしめて

僕の頭を顎置きにしてている ‥ この酔っ払いめ



「 章ちゃん、まるる、助けて ‥ 」



目の前で陽気に笑ってる2人に声をかけた

まるるは面白そうに笑っては

僕らの写真を携帯に収めていた



「 そんなん、ええからはよ助けてやー！ 」


安「 んはっ、ごめんごめん♡ 」


章ちゃんがくまから引き離してくれた

‥‥助かった



大「 ぁあ！！ヤス何するん！！ 」


丸「 まぁまぁ、お水飲みます？ 」


大「 要らんし！A〜 」


「 大倉重いから嫌 」


大「 大倉なんて言わんといて！！たーくん寂しい！ 」




ここから更にみんな飲み続け

まるるが顔を真っ赤にして熱く語るのを

優しい表情で相槌を打つ章ちゃん

対して、ベロベロのくまに絡まれながら

なんとか遣り過す僕


そんな時



大「 なあ、聞いとる？聞いてへんやんなー、悪い子にはお仕置きやで〜！！ 」



なんて、ヘラヘラ笑いながら僕に近づくこの酔っ払い


「 聞いてる！聞いてるからそれ以上近づかんといて！！ 」


身の危険を感じた僕は咄嗟に後ずさった

背後には壁









" ヤバい " そう思った時には遅かった

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