8人目はふわふわ王子2

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ついに最後の質問


村「 これは、最後に相応しい質問ではないでしょうか。はい、じゃん 」


Q7.eighterに一言


「 一言じゃまとまらないんですけど、文でええですか？笑 」



(小声)
村「 ええから、早よ言い 」




照明が薄暗くなり

僕に柔らかな光がスポットライトとして当たった


きっとスタッフさんの配慮だろう

目に刺さらない程度の光に調節してあった





僕は立ち上がって、ゆっくりと話し始めた





「 えー‥‥今日、初めてこうして100名ほどですが、
eighterさんとお会いしました。

正直、怖かったです。急に新メンバーに選ばれて
僕、この容姿なんで ‥ 小さい頃も、成長してからも誰かに必要とされたことがなくて ‥
選ばれて、必要だって言われて、凄く凄く嬉しかったんです。

初めてやったから、そう言ってもらえたことが ‥

やからこそ、ライブが発表されて、必死にダンスレッスンやボイトレをしました。

置いていかれないように、捨てられないように、ずっと必要とされる存在でありたいから。

今すぐに認めてくれ、僕が関ジャニ∞のメンバーになる事を受け入れてくれなんて言いません。

僕の努力が足りたい、力不足だと言われるなら、もっともっと努力します。

だから、一年間、温かい目で見守って欲しいです。

よろしくお願いします！！ 」




僕は頭を下げた


静まり返るスタジオ内


" 仕方がない、まだ受け入れてもらえないのは当然だ "


と思いながらゆっくり頭を上げた




パチパチ ‥

初めは疎らだった拍手が

どんどん大きくなっていった



拍手の合間に


" 花ちゃん！！ "

" Aくん！頑張ってね！"

" 応援するから！！ "


温かい言葉たちが僕の耳に届いた







目に熱いものが溜まってきた

収録初めは悲しみの涙が流れかけた



でも、今は違う








「 ‥ っ ‥ ありが 、とう 」





「 ほんっまに ‥ ありがと ‥ ！ 」









僕の心に暖かいモノが広がった____________

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