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大倉side
あれから1ヶ月
オーディションを何回もしてるらしい
俺らも空いてる時間が被ったりすれば
オーディションを見に行く
でも、なかなかこの子や!
って子が居らん
年齢制限なしやから
小学生くらいから50歳くらいの人まで
幅広く応募があったみたいで
かなり書類選考で落とされとる
否、落とすくらいなら
年齢制限設けろやって思う
そこそこ可愛くて
そこそこ歌が上手くて
そこそこスタイルの良え子なんて
山ほどおる
でも、俺らが求めてるんは
そう言うんちゃうねんな
この先 、どうなるんやろか ‥
はよ、スカウトでもオーディションでも
ええ子見つけな
なんか、勝手に上が決めた
新メンバー加入に
あんま良い気分ちゃうかった自分が
ここまで本気に新メンバーを探す事になるとはな
まあ、これは俺に限らずやろうけど
大「 今日もハズレやったね 」
安「 せやな。スタイルでも、歌でも、顔でも、せめてどれか一つだけずば抜けてくれればええねんけどな 」
そんな奴おるわけないやん
おったとしても、どっかの事務所に
もう所属しとるやろ ‥
安「 でも、渋やんのいう歌が上手いって、どの程度なんやろか? 」
大「 ‥ すばるくんくらいってことちゃう? 」
正直そこは俺にもわからんし
あんだけ努力して出してる声くらいって
なんぼレベル高いんやろ。笑
安「 はよ自分の時間作って、曲作りたいわ〜 」
大「 俺も可愛い子とご飯行きたーい!! 」
安「 そんなん、僕が一緒行ったるやん ♪ 」
大「 そういう事ちゃうやん!笑 」
ヤスはヤスで可愛えけどな。
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作者名:有栖 | 作成日時:2017年1月18日 0時