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安田side
あれから1週間経った
俺らは、まだ動いていない
否、動けていない
みんな忙しくて、新メンバーにどんな人を探すのか
話し合いをする場が設けられんかった
そして今日、ジャニーさんから
新メンバー加入の話を聞かされて以来
メンバーが顔を合わせる。
場所は僕らが行きつけにしてる
予約制の居酒屋
‥ 渋やん と、亮は どんな顔してくるやろか
僕の心配はあの2人だけや
しかも、来てへんのあの2人だけ
錦「 すまん、遅れた 」
渋「 ‥ ん 、お待たせ 」
あ、きたきた!
大「 も〜、2人とも遅いでぇ!俺お腹減った!! 」
村「 お前はさっきから、そればっかりやん。ほれ、2人とも座り! 」
なんか、思ったよりスッキリした顔してるみたいや
考えまとまったんかな?
とりあえず、一安心や
丸「 あ、店員さん。とりあえず、ビール7つで! 」
店員さん「 はい。かしこまりました。 」
横「 ほんなら、ビールきたら乾杯して、話し合いしますか 」
店員さん「 ビールお待ちしました〜! 」
村「 おお、ありがとさん。ほれ、みんなそれぞれ持ったか? 」
丸「 持ちましたぁー! 」
横「 ほんなら、乾杯! 」
∞ − 横山「 乾杯! 」
村「 それで?早速やけど、すばると亮はどうするん? 」
村上くん直球やな ‥
みんなも気になってたのか
動きが止まる
錦「 俺は、前章ちゃんが社長に言ってたみたいに、適当な奴入れるくらいなら、自分たちで探したいって思ったで。それに、新メンバーを入れたとしても、1年間の我慢やと思ってる。 」
渋「 ‥ 俺も亮と同じや。ただ、期限オーバーで上が決めた奴が関ジャニ∞に入っても、居ないものと見なす。仕事で仲良くせぇ言われても、そんなん俺の知った事やない。見た目はどうでもええ。関ジャニ∞に無いものを持ってる、そんな奴を俺は探す。 」
我慢という文字通り眉を顰める亮と
鋭い視線を向ける渋やん
スカウト、頑張らなあかんな
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作者名:有栖 | 作成日時:2017年1月18日 0時