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21. ページ23

裏で僕は

ドッドッと騒ぎ立てる

心臓を落ち着かせるために

深呼吸をしていた



雅「 A、ちょっと。 」



呼ばれたところに行くと

渋谷さんがこちらを見て雅也さんと

何か話している

‥ リクエストしてくれたんやっけ?

気に入らんって文句言われるんかな



ビクビクしながら俺は近づいた



渋「 歌って、どやった?今日初ステージやったんやろ? 」


「 あ、あの、すごく楽しかったっていうか ‥ 気持ちよかったです 」



僕の言葉にニヤリとした笑みを浮かべた渋谷さん



渋「 ほんなら、関ジャニ∞に入るか? 」


雅「 は?おい、すばる。何言うてるん 」




僕よりも先に雅也さんが反応した



‥ なんとかエイトって ‥ なんや?




雅「 A、ちょっと裏行っといて 」



怖い顔をした雅也さんに促されて

僕は裏へと戻った




二人が何やら真剣な顔で言い合いをしてる



暫く眺めていたら

渋谷さんが帰って行った




溜息をつきながら

戻って来た雅也さん



雅「 A、明日すばるが連れて行きたいところがあるらしい。16時に迎えに来るから、準備して待っとけ。って伝言だ。 」


「 雅也さんは、一緒に行きますか? 」


雅「 否、俺は仕事があるからな。一人で大丈夫か? 」


「 はい。大丈夫です、直ぐに帰って来るんで。帰って来たらお店手伝いますね 」







雅也さんの表情、凄く曇ってるし、

渋谷さんが連れて行きたいところって

何処なんだろう ‥

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作者名:有栖 | 作成日時:2017年1月18日 0時

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