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裏で僕は
ドッドッと騒ぎ立てる
心臓を落ち着かせるために
深呼吸をしていた
雅「 A、ちょっと。 」
呼ばれたところに行くと
渋谷さんがこちらを見て雅也さんと
何か話している
‥ リクエストしてくれたんやっけ?
気に入らんって文句言われるんかな
ビクビクしながら俺は近づいた
渋「 歌って、どやった?今日初ステージやったんやろ? 」
「 あ、あの、すごく楽しかったっていうか ‥ 気持ちよかったです 」
僕の言葉にニヤリとした笑みを浮かべた渋谷さん
渋「 ほんなら、関ジャニ∞に入るか? 」
雅「 は?おい、すばる。何言うてるん 」
僕よりも先に雅也さんが反応した
‥ なんとかエイトって ‥ なんや?
雅「 A、ちょっと裏行っといて 」
怖い顔をした雅也さんに促されて
僕は裏へと戻った
二人が何やら真剣な顔で言い合いをしてる
暫く眺めていたら
渋谷さんが帰って行った
溜息をつきながら
戻って来た雅也さん
雅「 A、明日すばるが連れて行きたいところがあるらしい。16時に迎えに来るから、準備して待っとけ。って伝言だ。 」
「 雅也さんは、一緒に行きますか? 」
雅「 否、俺は仕事があるからな。一人で大丈夫か? 」
「 はい。大丈夫です、直ぐに帰って来るんで。帰って来たらお店手伝いますね 」
雅也さんの表情、凄く曇ってるし、
渋谷さんが連れて行きたいところって
何処なんだろう ‥
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作者名:有栖 | 作成日時:2017年1月18日 0時