8人目はふわふわ王子 (ページ18)

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今日は初出勤だ

今日はいろんなことが起こりすぎて疲れたから

もう寝たい

食べ残した物をどうしたら良いのかと

悩んでいたが、それは雅也さんの胃に消えた

あれだけあった大量のサラダやご飯は

いつの間にか綺麗になくなっていた

僕は食器を運び、洗った

その間雅也さんはというと

僕のことをただ観察していた

「僕、どこで寝たらええですか？」

雅「悪いがゲスト用布団が無いから、俺のベッドを使ってくれ。」

「 ‥ え、一緒に寝るんすか？」

雅「なんだ、一緒に寝たいのか？悪いが俺は男と寝る趣味はないんでな。」

「な、違いますよ。ただ、雅也さんのベッド僕が使うなら雅也さんはどこで寝るんかなって、」

雅「俺はソファで寝る。」

「それなら、僕がソファで寝ます。」

雅「お前自分の顔鏡で見たことないだろ？さっきチラッと顔見た時にクマ凄え出来てたぞ。あんな所で寝てるから疲れが取れないんだ。ガキは大人しく言うこと聞け」

「 ‥ それを言うなら雅也さんも、クマ凄いですけど。日替わり交換でベッド使いませんか？」

雅「しつこいぞ」

額に血管が浮き上がりそうだったので

大人しくベッドを使わせてもらうことにした

「 ‥ お休みなさい」

雅「 18時に店に行くから、それまでに起きろよ。おやすみ」

PM.18:00

店に行くと雅也さんの前で歌った

雅「良いんじゃないか、俺はお前の歌声が好きだ」