処刑人は裏切り者にされました

第7話 ページ8

【色紙____紫の紙 毒の舞】



「あ？んだこれ……！？グハッ…」

「な！？どうなって…カハッ！！」


あたりが紫の紙に包まれた途端鬼の肌は紫に変色し


血を吐き出して1体…また1体と死んでいった



『藤の花の毒と融合させた毒の舞…

効くか心配だったけど…効いてよかった…

これで任務は終了ね…』





Aは踵を返して屋敷に向かった









ん？なんか…騒がしいわね………まさか！




ガラガラ！！




「おかえり！！A！！」

「無事に帰ってきて、何よりだ」

「晩飯作っておいたぜ！！」


中には案の定暗黒騎士団の皆がいた


『…ふふ、ありがとう…でもいいの？皆も暇ではないでしょ？』



バン！！と思いっきり机を叩き




ミツ「Aをいじめたクズ女をこの手で処刑するまで、ここにいてもいいでしょ？後4日だし！！」


クロ「A、九条夏を処刑した後、お前は鬼殺隊に残るのか？それとも…」


アユム「それは、俺も気になることだぜ…どうすんだよ」



『処刑する前にお館様に辞めると伝えるわ』

そういうと、ミツは目を輝かせて

ミツ「！！本当！！よかった〜
鬼殺隊続ける〜なんて言われたら、私A不足で生きていけないぃ〜！！」



アユム「それはぁ、大袈裟すぎだろ」


ミツの言葉に引いてるアユム…


ミツ「別にいいじゃない！！阿保！！」



アユム「阿保とはなんだ阿保とはお前よりは阿保じゃねぇ」



ミツ「何ですって！！」


「『夫婦喧嘩みたいね／だな』」


「「違うわ！！」」



やっぱり…私の居場所はここね…






九条夏を処刑するまで後





＿4日






ミツ「んっ〜〜！！これっ！！すっごく美味しい〜！！！こんなの久しぶりに食べた！！」



『…美味しい…！！』



なぜ2人が甘味処に居るのかと言うと…
遡ること数刻前…







ミツ「ねぇ！！A！！今まで会えなかったから今日という今日は一緒に甘味処に行くわよ！！」



『…え？』

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