処刑人は裏切り者にされました (ページ5)

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第4話ページ5

暗黒騎士団の秘密の部屋に着くと

茶色の髪を揺らした女がAに抱きついてきた

その名は…

「もう！心配だったのよ！

こんなに美しいAに傷をつけるなんて！

そいつ、美しくないわ！！」

____夜桜ミツ・異能力【自然】

黒髪の短髪は冷静に言った

その名は…

「哀れだ…善と悪の区別がつかぬとは

自分がどれ程哀れかわかっていないようだな

鬼殺隊は……」

____神宮寺クロ・異能力【酸素】

黒髪に赤がかった髪の男はキレ気味に言った

その名は…

「本当にムカつく奴らだなァ！！

さっさと処刑しちまいてぇぜ！！」

____赤羽アユム・異能力【武器】

そして、鬼殺隊の嫌われ者

その名は…

『別にいいじゃない…これからは地獄の始まりよ

今だけは好きにさせればいいの…』

____桜美A・異能力【色紙】

面白そうにAは言うがミツは

ミ「ねぇ！私我慢できないわ！

いつ処刑するの！！ねぇ！クロ！」

ミツは青筋を立てて言った

クロは、呆れ気味にAに聞いた

クロ「どうするのだ…

処刑日はお前に決めさせる

それにあの女は、Aを虐めた以前に

罪を犯したからな」

その言葉にA以外は絶句した

ア「あ？どういうことだよ。クロ」

クロ「あいつは、親に甘やかされて育った

そのため、自分は何もしてもいい、自分中心の

世界ではないと気が済まないのだろう

自分が好きになった男が他の女を好きになると

その女を殺した。回数は15回

その後も、盗み5回。だな…

こちらには証言者もいる

いつ言ってもいいくらいだ」

その言葉に、言葉も出ない処刑人たち

ミツ「嘘でしょ？

そんな理由で殺したの？15人も！？

美しくないわ！！

なんでそんな奴が愛されるのよ！」

アユム「今すぐ殺りてェ！！

罪が重すぎるだろ」

怒りを露わにする2人とは反対に

冷静な2人、アユムは

アユム「で！！どうすんだよ…

その罪人…いつにするんだ？Aさんよぉ～」

Aは少し考えて

『そうね～！そういえばクロ証言者は誰かしら？』

クロ「証言者は

鋼鐵塚蛍殿だ

夜中、物音がした為見に行ったら

九条夏がいたらしい…」