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それから適当に時間を過ごし、終わったのが終電が過ぎた頃で。
「じゃ、Aー、私この人と飲み行くからー！」
『え、ちょ…！？』
終電が過ぎたら泊めてもらおうと思ってた友人がまさかの男の人と二人で飲みに行く様で。
まぁ、あの人いい人そうだったし…どうしよう、タクシー拾って帰ろうかな。
梅「終電、もう無いですよね？」
『あー…うん。すぎちゃってる。一緒に来た友達の家泊まろうかと思ってたから江口にも連絡してないし…』
タクシー拾って帰るよ。
そう言う前に、梅に腕を引かれた。
梅「よければ、家泊まってきます？ここから近いですし」
『え"っ』
梅「あ、下心とか無いんで。安心してもらって」
先輩の彼女に手ェ出しませんよ、と苦笑いする彼。
そうだよね、今は"ただ"のお友達。お家に泊まっても大丈夫なはず。
少し戸惑いがちに、私は梅の目を見つめ返した。
『じゃあお願い…しようかな？』
梅「はい。行きましょう」
そうはにかんだ彼は、私の手を取る。
あの時みたいに絡まらない指に、ほんの少し寂しさを感じた。
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『わぁっ、梅の家ほんと変わってないね〜』
梅「そうっすか？…あ、そこ前置いてた服とかあるんで使ってください」
『…捨ててなかったの？』
元カレに別れる時、私関係のものはもう捨てていいからとメールしたはず。
まさか置いてあるとは思わず、目を見開いた。
そんな私に、梅は目を細める。
梅「…そんな、捨てられるわけ無いじゃ無いですか」
『あっ……えっと、お風呂借りるね！』
服を抱え逃げるようにしてお風呂場に向かった私。
扉を閉じて、ハッとする。
私が使ってた化粧水、乳液、パック…。化粧落としにマスカラやリップ、アイシャドウ。
ここには私と梅の思い出が残りすぎている。
どうしてただの友達に戻れたと思ったのだろう。
元カレは所詮元カレ。それ以上でもそれ以下でも無いのに。
服を脱ぎ湯船に浸かった私は、口元を沈め、泡ぶくを起こした。
『シャンプーもリンスも、私の好きなバラの香り…』
梅の中の私は、まだ消えてないみたい。
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リクエストも消費していってますのでぜひリクエストくださいね。
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ふぃあろ(プロフ) - りゃみぃさん» おっっっっと今気がつきました了解です！！！！ (2022年8月3日 21時) (
レス) id: 356b554d20 (このIDを非表示/違反報告)
りゃみぃ - 夜分遅くに失礼しますっ💦リクエストでえぐぅと夢主ちゃんのデートとかってお願いしてもよろしいでしょうか？ (2022年6月26日 1時) (レス) id: fe58bb42cb (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - かのさん» あっ、了解ですよ！たまたま居た声優さんはこちらで決めてしまいますが💦多分梅ちゃんかな (2022年5月12日 22時) (レス) id: 57f453a332 (このIDを非表示/違反報告)
かの - たまたま一人だけいたって感じ？でお願いします！(語彙力なくてごめんなさい🙏) (2022年5月12日 20時) (レス) @page25 id: ffa52e5f53 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - かのさん» おー、いーですよ！！！！合コンは声優さん方とって感じがいいですか？それとも一般人とか… (2022年5月12日 15時) (レス) id: 91505f2211 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぃあろ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/
作成日時：2022年4月21日 18時
