隣のコートのあの子【スラムダンク】

見学…？ ページ4

『宮城くん、本当にいいのかな』

『多分ねー。キャプテンに一回聞いてみるよ！』

『おおっ、そうしてくれると嬉しいかも』

『じゃあ、ちょっとまってて』







『いいって、すでにいるマネージャーは、逆に大歓迎だって言ってたよー！』

『本当！？嬉しいんだけど…。マジで明日の放課後行くわ』

『うん、ぜひ来てね』



『あと…さ。こんな…馴れ馴れしいこと聞いちゃだめかもしれないケド…さ？
Aちゃんって呼んでもいい?』


『!!!!か…勝手にしろよ///』

えっ、照れてる？

『て、れてる？』

『うるせ、』




赤面可愛いかも


ダメダメ！こんなことなん考えちゃ…。

でも、正直少し可愛かったかも…ね？


『わ、私!もう帰るからぁーーっ！！』

『おぉ！気をつけろよー』


ーーー

『おはよう、宮城くん』

『おはよ、Aちゃん』

『お、//おはようございます…///』

『あはは、また照れてるーなんで照れてるのー？』

『そっ…それはぁ！男子に一回も名前にちゃん付きで呼ばれたことねーからだよ…。』

『そうなんだ、！』

『あのさ、私も宮城くんのことなんか…その…名字じゃなくてちゃんと呼びたい』

『いいよ、じゃあリョー…』

『リョータ。リョーの助…なんか違うな。リョータロウ？いや、違う。リョー…リョー…リョーちん…？リョ、リョリョ…リョーちん？リョーちん！？めっちゃしっくりくる！これにする！』

『いいよいいよ笑』

いやぁ、本当に面白い転校生だなぁ

バスケ部にいたらもっと空気良くなるかもね…いや、元はといえばこの子不良だった。

怒らせないように気をつけよう…。



ーー

『おぉーい！』

『わぁっ、リョーちんどーしたの』

『にゅ、入部届！名前書いて、クラスとかも』

『分かった』

『書き終わったら言うね』





『書き終わったよー』

『じゃあ体育館行こ』

『おう、ついてくぞ』


ﾃｸﾃｸﾃｸﾃｸ

『何分かここで待ってて』

『？分かった』
ーーー

『はい、これAAさんの入部届です』

「おう。…ほう、女バスに入ったほうがいいんじゃないか？バスケをやっていたのなら…」

『自分から断ってましたよ』

「む。あ、安西先生マネージャー希望の子の入部届です。」

「ほっほ、ありがとう…ふむふむ。
彩子さん、来てください」


「あ、はい、どうしましたか？先生。」

「これ、新しく入部届出してくれた子の。明日から、やり方とかを教えてあげてください」

「はい！わかりました」

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