【獄都事変/男主】そうじゃなくてさ。

２５話 ページ34

Cavill 様
　コメントありがとうございます。サマソニ行ったのですね。私二日目のメインは『MAN WITH A MISSION』さんで行こうと思ってたんですけど、変更があったらしく最後の一曲しか聞けませんでした。把握してなく、軽く落ち込みました。

・・・・・・・・・・・・・・・・

第一コースは、俺が６位で
田噛が２位という結果で幕を閉じた

田噛「お前、弱いな」
A「うるせ、これからだよ」

そうだ、これからなんだ
最後の虹の道で田噛を地獄に突き落としてやる

第二コースは基本落ちないコースだが
その代わりにワンちゃんと炎を吐く花が攻撃してくる
前のやつがうまく引っかかれば俺に被害が来ない

たぶん一番安全なコースなんじゃないか？

　
スタートの合図と同時に俺は勢いよく飛び出す
一気に三位につく

田噛はスタートダッシュに失敗したようだった

ざ・ま・ぁｗ

俺は順調に一個目のアイテムボックスを取った
中身はキノコ３つ

目の前にいたやつを追い越すのに１個使った
残りの２個は１位のやつに使おう

後ろからキラーの近づく音がしたが
流石に俺のところまでは届かず
１個前の３位についたようだった

前に迫っていたアイテムボックスは取らなかった
後ろから連続して取る音がする

そろそろ使うか
１位を抜くために

そんなことを考えていた時

スッと俺の横を通って行った車があった

田噛「お先」

そう一言言った彼の車は
１位をも俺より先に抜いて独走状態

A「くっそ！！！」

頭にきて残っていた２つのキノコを使ったが
２位のやつを抜くことしかできなかった

だげ決して手の届かない距離ではない

頑張れば(コンコン)



いきなりの扉をノックする音に驚きながら一時停止

田噛「…誰だよ」

ガチャと扉を開けたと同時に引き出される田噛

田噛「チッ…邪魔すんなよ佐疫」

あ、忘れてた

佐疫「A」

扉の向こう側から声をかけられる

A「んー」
佐疫「田噛、貰ってくね」
A「ぅいよー」

気の抜けた返事をすれば
扉は静かに閉められた

田噛の部屋に一人でこの部屋にいるってのも変だなぁ

すべての電源を落とし
機器も元あった場所に置いておく

ゆっくり立ち上がる

自分のスマホを短パンのポケットに突っ込み
電気を消して部屋を出た

あー
　 また何しようか迷う時間が…

何しようかな
暇だな

もういっそのこと寝るってのもありなんだけどな

そうしよう
寝よう
明日出かけるし、たぶん

佐疫誘えばよかったな、あのタイミングで

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