第37話 台無しの時間 2時間目 ページ39
貴方side
何が
〈これから夜まで台無しの先生が何から何まで教えてやるよ〉だ！
犯罪犯してる人に教わりたくねぇわ！！←
それに…先生は殺せんせーだけだし…！←
そう考えながら不良どもに連れてこられた所は
割れた酒瓶や壊れた椅子が転がる閉店した店
ホコリっぽく、煙草の臭いが充満していた
一体ここで何を…？
「ここなら騒いでも誰とこねえな」
はい？
「遊ぶんならギャラリーが多い方が良いだろ
今
は？招集かけなくてもいいっての！！
「ちゃーんと記念撮影の準備もな
楽しもうぜ、台無しをよ」
い・や・だ！
神崎side
不良達が離れた時
カエデちゃんが私に話しかけて来た
「・・・神崎さん、そういえばちょっと意外
さっきの写真、真面目な神崎さんもああいう時期あったんだね」
その言葉を聞いてさっきの写真を思い出す
「………うん…うちは父親が厳しくてね
【良い学歴】【良い職業】良い肩書ばかり求めてくるの」
「息の詰まる肩書生活から離れたくて、名門の制服も脱ぎたくて
知ってる人がいない場所で、格好も変えて遊んでいた毎日
……バカだよね。遊んだ結果得た肩書は
【エンドのE組】もう、自分の居場所がわからないよ」
家でも学校でも【落ちこぼれ】扱い
私の居場所って…なんなんだろう
「か、神崎さんの居場所は…！」
野ツ田さんが何か言いかけた時
「俺等と同類ナカマになりゃいーんだよ
俺等もよ、肩書とか死ね！って主義でさ
エリートぶってる奴等を台無しにしてよ
…なんてーか自然体に戻してやる？みたいな
良いスーツ着てるサラリーマンには…
女使って痴漢の罪を着ててやったし
勝ち組みてーな強そうな女には
こんな風にさらってよ
心と体に二度と消えない傷を刻んだり
俺等そういう
台無しの伝道師って呼んでくれよ」
ッ⁉酷い…
「……さいってー」
ボソッとカエデちゃんが呟いた
するとその瞬間不良が殴りかかった
…⁉カエデちゃん！
__グァシッ
「何エリート気取りで見下してンだあァ！？
おまえもすぐに同レベルまで堕としてやンよ」
「はぃ？勝手にそっちが拉致っといて何言ってんですかァ？同レベルまで堕とさないと気が済まない馬鹿なんですね〜見下されたくなかったら自分が努力して逆に見下せば良いじゃないですかぁ？」
「あァン！？」
「あ、ゴメンなさぁい…努力という言葉が頭にない貴方達に言っても無駄でしたねぇ？」
そう不良に挑発した野ツ田さん
え…野ツ田…さん！？
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葡萄マスカット(プロフ) - (^ω^/さん» あ…ww誤字です。教えてくださり有難うございます (2017年5月14日 23時) (
レス) id: 61468344c7 (このIDを非表示/違反報告)
(^ω^/ - 16月11日とは？ (2017年5月14日 18時) (レス) id: 36a0df6a1b (このIDを非表示/違反報告)
葡萄マスカット(プロフ) - 無花果さん» はい！これからも頑張らせていただきます！ (2017年3月21日 19時) (レス) id: 61468344c7 (このIDを非表示/違反報告)
無花果(プロフ) - ですよね！よかった、あってた...ストーリーとかすごく好きです！これからも楽しんで読ませていただきます！更新頑張ってください！ (2017年3月21日 17時) (レス) id: 121835ea6e (このIDを非表示/違反報告)
葡萄マスカット(プロフ) - 無花果さん» ミカグラのおとねちゃん！可愛いですよね！そうです…よく分かりましたね…そう！おとなちゃんを参考にしたんですよ！どうぞこれからもよろしくお願いいたします！ (2017年3月21日 1時) (レス) id: 61468344c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葡萄マスカット 紅葉狩り | 作者ホームページ：不思議の国のマリオ
作成日時：2017年2月11日 0時
