謝りたい。 2期 コミネカ

二人共、気にすぎぃ！ ページ2

各教室に行ったルナと杏。
二人の心の中は、二人の心配ばかり。

_ルナの方_

先生「魔法の授業の時間だ。
魔法の教科書2ページを開け。」
先生は見た目ゆるいが実は鬼厳しい先生。
この学校で一番厳しい先生。
ルナ(ヤバい……気まずい……。
てか……、杏、どうしてるのかな……。)
教科書を開かずに杏のことを考えっぱなしだった。すると先生が机を叩いた。
先生「おいルナ！さっさと教科書開けよ！」
ものすごい大声。廊下まで響いた。
ルナ「す、すすすいません！！」
(きっと杏のクラスにも響いてんだろうな……。)


_一方杏の方_
先生「でわぁ、魔法の教科書2ページを開けてくださぁい♪」
一方こっちの先生はぶりっ子のぶり子先生。
この学校で一番甘い先生。
杏(うわぁ……マジかよ……なんでこんなぶりっ子先生が担任なんだよ……。
てかルナのクラス大丈夫かな……？
あの牙(きば)先生かよ……。)
教科書を開かずにルナのことを考えっぱなしだった。すると先生が言った。
先生「杏さぁん。教科書。2ページですよぉ。
はやく開かないとぉ、だめですよぉ。」
杏「あ、はい。さーせん。」

二人は二人のことを考えている。
もちろん、モヤモヤは消えることはなかった。
ルナはやらかしまくり、
杏はぼーっとしすぎ。
二人は、ずっと考えていた。
そして二人が考えていたことは……、
「はやく授業終わらないかなぁ……。」
それを考えることで頭がいっぱいだった。


次回
二人の運命をかけたクエストを、校長に頼まれて……

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