53.ただいま ページ6
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はぁ…
『ただいま！我が家！』
私はゼブロさんに挨拶をして、扉に手をかける。
確か家を出たとき�靴世辰慎い�…
どこまで開くんだろうと口角を上げれば
『うそぉん』
Aちゃん、�垢泙燃�けちゃいました。
軽く押しただけなのに。
もう一度、本気で押せば�困泙燃�きました。怖いね。
私は口をあんぐり開けているゼブロさんをスルーし、ミケに挨拶をする。
『ミケー！！たっだいまぁ！』
ミケは私の頬を舐め、尻尾を振る。
えへへ、可愛いなぁ。
数分間ミケをもふっていれば、早く家に行かなきゃと思い出し、先を急ぐ。
私は我が家の扉に手をかけ、元気よく開いた。
『たっだいっ……ひぁっ！』
「A、どこ行ってたの？俺に連絡頂戴って言ったよね？それにほかの男の匂い…早く風呂入ってきて。それから俺の…」
わーわー、何も聞こえなーい。
私は仕方なくイル兄の頬にキスをして、ごめんね？と小首を傾げれば、イル兄は速攻で許すしてくれた。
へへっ、Aちゃん嬉しいー(ちょろっ)
私、蜘蛛にいたせいかちょっと性格が変わった…ごほんごほん、なんでもないよ！
私はイル兄に抱っこしてもらい、丁度夕飯の時間らしくリビングまで向かう。
リビングの扉を開ければ、家族全員が揃っていた。
「まぁっ！！Aちゃん！？」
『ただいま、みんな！』
お母様は、こちらに素早く寄ってきて、私を抱き上げる。
ふへへ、久しぶりのお母様だぁ！
私が頬を緩めれば、ゼノじぃがずるいぞと私をお母様から奪い取り、ぎゅっとした後私を椅子に座らせてくれた。
全員が椅子に座り、私は改めてただいまという。
「姉貴！！久しぶり！」
『きゃぁっ！キルー！久しぶり！』
「お、おねえ…さま…？」
おどおどと私を見る男の子。
か、可愛いこの子は…
「あら、初めて…じゃないわね。あの頃は小さかったし、記憶がないんでしょう。カルト、お姉ちゃんよ」
『きゃぁぁぁ！え、カルト？お姉ちゃんだよー！』
実はカルト、私がまだ家を出る前に産まれてたんだけどね。訓練に必死で全く構ってあげられなかったんだよ。
だから、記憶がないのも当然か！
私は隣に座るカルトの頬をツンツンする。
「お、お姉様！仲良くしてください！」
『家族なんだから当たり前でしょ？』
私がそう言えば、キラキラとした目を向けてくるカルト。
いや、可愛い。
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名無し - もっと作ってほしいです！続編見たい… (2023年2月19日 21時) (
レス) @page14 id: d19581cf0a (このIDを非表示/違反報告)
黄色のお花(プロフ) - すごく面白かったです！続き楽しみにしてます‼️ (2022年4月3日 10時) (レス) @page14 id: 7a01cd330c (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - ふぃあろさん» 頑張ってくらさい！((くらさいとは (2021年9月28日 21時) (レス) id: 2eb070a2f9 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - まるさん» ほんとですか！？ありがとうございます…！！これからも頑張ります！ (2021年8月31日 21時) (レス) id: 91505f2211 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - とっても面白いです！1話1話を丁寧に作っているのが伝わります！これからも、無理をしない程度に頑張って下さい！ (2021年8月30日 18時) (レス) id: 2eb070a2f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぃあろ・宮夢 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/
作成日時：2021年6月17日 14時
