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良規side
大吾「正門、元気でな」
大吾が東京の大学行くってなって
今日はもう出発の日
良規「大吾…」
大吾「またLINEとかしよな？」
良規「うん」
大吾「あ、いかな、じゃあ」
良規「あ…うん…」
大吾は新幹線に乗った
良規「大吾…！」
声かけようとしたけど
ドア閉まってもうた
良規「いかんとって…大吾…」
いつも隣にいた当たり前の存在がいなくなるってなって
涙が溢れた
それが好きって気づいたのは
もうすぐ後のこと
大吾side
大吾「…っ！」
新幹線の扉が閉まってすぐ
涙が出た
苦しい…
正門のこと
大好きやけど
好きで好きでたまらんけど
諦めな…
そのために東京の大学行くって決めたんやから…
大学で蓮と友達になって
イケメンやけど気遣いとかできてモテるやろうなぁって
でも気ぃつかわん相手
そんな蓮が弟の駿佑に一目惚れした
大吾「あれだけモテてた蓮が弟になぁ」
ちょっとからかってみる
蓮「引かないの？相手男だし」
まぁそう思ったりすんねんな蓮も
大吾「引かへんよ」
蓮「そっか…ちなみに大吾はどうなの？」
大吾「え？」
蓮「好きな人…もちろん恋愛的な意味で」
大吾「…おる」
蓮「そっか」
大吾「でも俺はいいねん…」
忘れたくても忘れられへんけど…
蓮「別に無理に諦めなくていいんじゃない？好きでいることは自由なんだしさ…」
大吾「え？」
蓮「だから俺は…駿佑くんに気持ち伝わらなかったとしても…好きなままでいるよ？」
すごい…そこまで考えたことなかった
大吾「すごいな…でも確かに…好きでいることは自由やもんな」
蓮「でしょ？」
そうやんな…好きでいることは自由やんな…
そう思ったら
すごく気持ちが軽くなった
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シオリ(プロフ) - みつさん» 50回に向けて何かを書きたかったのでお陰様でいい話が書けました！こちらこそありがとうございました！またリクエストしてくださいね！ (3月3日 23時) (
レス) id: 5d4ccef634 (このIDを非表示/違反報告)
みつ(プロフ) - めめみちとっても良かったです。書いてくれて有難うございます (3月3日 23時) (レス) @page50 id: 81d8187c7d (このIDを非表示/違反報告)
みつ(プロフ) - まさにしの話良かったです。めめみちも楽しみにしています。書いてくれてありがとうございます (3月3日 0時) (レス) @page24 id: 81d8187c7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シオリ
| 作成日時：2024年3月2日 7時
