めめみちの幸せな毎日44

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蓮side


早めに出社して


色々と準備してたんだけど


蓮「あれ…」


今日使う資料がカバンにない


蓮「やば、どこやったんだろ」


そう思って探してたら


蓮「あれ、駿から」


駿から電話がかかってきた




駿佑『もしもしー』


蓮「どうしたの？」


駿佑『あのさー、コピー機のそばにさー、なんか仕事で使いそうなファイルあるんやけどそれって必要なやつやったりせん？』


蓮「あ、それだ、今絶賛探してた」


駿佑『やっぱり、今日使うよね、今から持ってくね』


蓮「ありがとう、ごめん急いでて、タクシー代渡すからタクシー使ってきて、その方が早いから」


駿佑『はーい』


助かった




駿佑side


蓮くん…


相変わらずちょっと抜けてるんやから


駿佑「よし、急いでるみたいやし行こう」


俺はタクシーのアプリでタクシー家から少し離れたところに呼んで


その間に着替えて


ファイルをカバンに入れて


ついでに買い物の準備をして


家を出た


それでタクシーにのって


そのまま蓮くんの会社へ


そういえば…


場所は知ってたけど


俺が行くんって実は初めてやったりするかも


駿佑「あ、ここでお願いします」


タクシーを降りて


ついたってメッセージを送った


とりあえず会社入っちゃっていいんかな？


蓮【中入っていいよ、すぐ降りる】


駿佑【了解】


待ってるんやけど…


なーんか見られてるような…


「あれ？目黒の」


駿佑「あ、どうも」


蓮くんの同級生の人に声かけられた


「どうしたの？」


駿佑「蓮くんの忘れ物を届けに」


「なるほど」


駿佑「そういえば…なんか見られてるような…」


「あー、まぁね…」


駿佑「？」


なんやろ…

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