めめみちの幸せな毎日44

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駿佑side


駿佑「ふぁぁ」


ねっむ…


やっぱりその辺一人暮らしやったら不便やな


入学式はなんとか出れてよかった


駿佑「よし、いこ」


俺は高校の入学式に出た


まぁでも中学大阪やったから


知り合いもおらんくて


話しかける相手もおらん


「あの子ってあのドラマの？」


「あ、本当だ」


なんか俺の話されてる？



駿佑「はー…疲れたぁ…」


なんか疲れた


まぁなんか話聞いて


学校を出たら


大吾「駿佑お疲れ様」


蓮「お疲れ様」


駿佑「あれ？2人ともおったん？」


蓮「まぁね」


大吾「そりゃ弟の晴れ舞台やからね」


駿佑「ありがとう」


大吾「友達できそう？」


駿佑「んー、どうやろ…」


大吾「人見知りやもんなぁ」


駿佑「むぅ」


蓮「でも一緒に過ごせる人、1人ぐらいいないと困ることもあるんじゃない？」


駿佑「…はぁい」


大吾「なんか親代わりみたいになってるやん」


蓮「何」


駿佑「からかわれてるやん」


大吾「今日は他はなんもないんやろ」


駿佑「うん」


大吾「ご飯食べにいこ」


駿佑「何を？」


大吾「唐揚げとか？」


駿佑「あ、食べたい！」


大吾「よし、じゃあレッツゴー」


駿佑「やったー！」


蓮「仲良いなぁ」


大吾「いいやろー」


駿佑「お腹すいたー」


蓮「あんまり騒いだら目立つよ？」


駿佑「あー、ごめん」


なんか近くに2人がいてくれるって


なんか安心するな


大吾「で、駿佑仕事とかどうなん？」


駿佑「ちょくちょく入ってるよ」


蓮「大変そうだね」


駿佑「頑張らな…」


ほんまに


一生懸命やろ

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