めめみちの幸せな毎日43 (ページ38)

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蓮side

蓮「もしもし」

駿佑母『蓮くん…どうしたん？駿佑になんかあった？』

蓮「元気は元気なんですけど…つわりもないですし…ただ…さっきお母さんの唐揚げときんぴらが食べたいって…多分…寂しさもあるんだと思います」

駿佑母『そうやなんやね…』

少し考えて

駿佑母『明日って2人とも家にいる？』

蓮「あ、はい、俺も休みですし、食品の買い物ぐらいは行くと思いますけど」

駿佑母『なら家にいて、私がお父さんとそっちに行くから』

蓮「え、いいんですか？」

駿佑母『息子が会いたい言うてるんやしね』

蓮「ありがとうございます」

次の日

駿佑side

駿佑「んー…」

今日は蓮くんも休みの日で

ちょっとのんびり

ピンポーン

駿佑「誰か来た」

ガチャ

駿佑母「久しぶり、駿佑」

駿佑「えっ、お母さん⁉︎」

駿佑父「元気にしてたか？」

駿佑「お父さん？」

ビックリしたぁ

とりあえず上がってもらって

駿佑母「体調は変わりない？」

駿佑「うん、不思議やけどつわりはないし、ただたまに不安になっちゃう時もある」

駿佑母「素直でよろしい」

駿佑「何その上から目線…」

駿佑母「あんたがきんぴら食べたいって蓮くんから電話きたから来たんやんか」

駿佑「そうなん⁉︎」

蓮「うん」

駿佑母「駿佑の好きなきんぴらと唐揚げ今から作るから待っとき」

駿佑「やった！お母さん大好き！」

駿佑母「駿佑、落ち着き、お腹の赤ちゃんビックリすんで」

駿佑「あー…」

駿佑父「相変わらずやな」

ビックリしたぁ

でも嬉しい

連絡してくれた蓮くんも

わざわざ来てくれたお父さんとお母さんも