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駿佑side



駿佑「わざわざ仕事休まんでもよかったのに」


蓮「俺がやりたいからいいの」


駿佑「うん」


なんか申し訳ないわ…




婦人科で検査してもらうことになった


そしたら


「おめでとうございます、妊娠されてますね」


駿佑「え…?」


「気分が悪いとかはありませんか?」


駿佑「特に…」


全然自覚なかった…


「よかったら赤ちゃん見ますか?」


駿佑「あ、はい」


「じゃあここに寝てください」


言われた通り寝そべって


「ひんやりしますよ」


駿佑「ん…」


なんか変な感じ


「あ、見えましたよ」


駿佑「あ…」


まだちっちゃいけど確実に目の前の画面に写ってる


俺のお腹にいる赤ちゃん


蓮「駿?」


駿佑「あ…ごめ…」


気づけば涙が出てた


まさかほんまに自分の元に子供が来てくれるって思ってなかったから


スッと涙を指で拭ってくれた


蓮「俺…もっと頑張るね」


駿佑「うん…」


それから


「今つわりの症状は大丈夫ですか?」


駿佑「はい特にないです」


それで食べた方がいいもの、食べるのを避けた方がいいものを教えてもらった


駿佑「きのこきらーい」


蓮「子どもか」


駿佑「まぁ俺の子やし…頑張って食べるけど」


蓮「飲み物はノンカフェインのものとか調べようか」


駿佑「うん」




大吾くんにすぐ連絡して


大吾『やっぱりそうやった?』


駿佑「うん」


大吾『ぜったい可愛くてイケメンやん、イケメン同士やし』


駿佑「なんか…恥ずい…」


大吾『おめでとう…なんか手伝えることあったら言ってな』


駿佑「ありがとう」


電話は切れた

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作者名:シオリ | 作成日時:2024年1月13日 7時

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