入籍してすぐのお話★ ページ21
駿佑side
蓮くんからプロポーズされて
結婚することになった
親には伝えて了承済み
ただ…
駿佑「…」
蓮「駿…どうしたの？」
駿佑「事務所にも伝えた方がいいよね…」
蓮「まぁ…俺は職場に伝えるよ、ただ駿はのことは…駿がどうして欲しいかに委ねるよ」
駿佑「タイミングを見てかな…」
蓮「わかった」
駿佑「ありがとう」
蓮「まぁでも駿の事務所も隠してっていうよりもちゃんと伝えた方がいいと思うな」
駿佑「そう…やんな」
ってことで
事務所に連絡して社長と面会することに
駿佑「失礼します」
「おぉ、久しぶりだね」
駿佑「すみません、お時間いただいて…」
「どうしたんだい？」
駿佑「突然仕事辞めて迷惑かけといてって思うかもしれないんですけど…やっぱり内緒にするわけにもいかないなと思いまして…」
ちゃんと言わな
駿佑「僕…実は僕のことを支えてくれた男の人と…結婚しようと思います」
「ええっ⁉︎」
流石にビックリしてる
駿佑「僕…その人がいなかったら一生家から出ずに閉じこもってたと思います…それで、そのままその人と一緒にいたいって思ってます」
やっぱりあんまり印象良くないかな
「あの時と違って…ずいぶんいい顔になったね」
駿佑「え？」
「すごくいい相手なんだね」
駿佑「はい」
「幸せになって欲しい」
駿佑「ありがとうございます」
「なぁ、新たに仕事をする気はないかい？」
駿佑「え？」
「作詞と作曲なんだが…もしこの提案を受け入れてもらえるなら…その作業に向いた家を譲ろうと思ってる」
駿佑「前向きに検討させてもらいますが…少し考える時間いただいていいですか？」
この日はそのまま帰って
蓮「駿はどうしたいの？」
駿佑「まぁ、やってみてもいいかなって」
蓮「ならいいんじゃない？」
駿佑「うん」
蓮「それで…いつ籍入れる？」
駿佑「あー、そうやなぁ」
蓮「それにそうなるなら引っ越しもあるしね」
駿佑「うん」
まぁなんか
認めてもらえたみたいでよかった
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作者名：シオリ
| 作成日時：2024年1月13日 7時
