めめみちの幸せな毎日33 (ページ24)

今日:18 hit、昨日:20 hit、合計:21,300 hit

・ページ24

廉side

まぁ暇やったしブラブラと出かけてたら

明らか様子が変な人

声かけようと近づいたらまさかの大吾

服が乱れてて

怯えてて

声かけたら泣いてもうた

廉「立てるか？」

大吾「ん…」

とりあえずここじゃあかんやろ

海人「ごめんなさいもう閉店…って廉⁉︎」

廉「ごめん、わかってたけどここが1番近かってん…あったかいの、大吾に」

海人「あ、うん」

大吾「ごめ…」

海人「気にしないでタオル、よかったら」

廉「なんかあったん？」

大吾「仕事で…出張やってさ…」

襲われたらしい…

廉「とりあえずあいつ呼ぶわ…1人で帰れんやろ？」

大吾「ん…」

良規side

家で子どもと過ごして

良規「なんかちょっと遅いな…」

健「そうなん？」

良規「うん」

こじけんがフラーっと遊びに来て子ども達と遊んでくれてる

電話がかかって来た

良規「えっ、ほんまに？」

廉『今友達の店で休ませてる、住所も送るから迎えに来てやって』

良規「わかった、ありがとう、すぐ行く」

健「どうしたん？」

良規「大吾が取引先の相手に襲われたって」

健「おー、子ども見とくから行ったげ」

俺は車を走らせてその場所に

良規「大吾…！」

大吾「正門…！」

ギュッ…

良規「怖かったんちゃう？」

大吾「うぅ…グス…」

安心できるように背中を叩く

乱れた服の隙間から若干傷とかあざが

それだけ必死に抵抗したんやろな…

落ち着くまで抱きしめた

大吾「ん…ごめ…」

良規「無理せんでええよ」

大吾「大丈夫…ごめんな、廉も海人くんも」

良規「あ、言うてたところ？」

海人「はしめまして」

良規「あ、どうも、大吾がありがとう」

海人「いえ」

廉「まぁ今回の件は任せといてお前は大吾のそばにいてやれ」

海人「あー…廉がマジで怒ってる…」

うん、確かに怖いもんな

良規「もう帰る？」

大吾「ん、帰りたい…」

良規「ありがとう、またらお礼しに行くわ」

廉「んー、じゃあここの飯奢って」

良規「それでいいなら全然」

海人「子ども達にも会わせてくれるのがお礼でいいよー」

とりあえず今日は帰ることにした