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謙杜side
謙「はぁ…」
モヤモヤが続いてる
北「あれ…君は…」
謙「あ、松村先輩」
北「暗い顔してるね、いつも元気な感じだけど」
謙「あはは、そんなイメージあります？」
北「俺で良かったら…話聞こうか？」
謙「え？」
学園の外のカフェに来た
北「奢るよ」
謙「いえ、悪いですよ」
北「いいからいいから」
謙「ありがとうございます」
北「悩みの原因は…駿ちゃんかな？」
謙「え？」
北「なんとなくね…同じ…駿ちゃんが好きなもの同士ね」
謙「はい…実はそうなんです…実はみっちーの後輩やった子が…みっちーに告白したみたいなんです」
北「そうなんだ」
謙「俺は1番近くにいるのに…伝えられずにいるんです」
北「難しいね…確かに」
謙「俺が臆病なだけです…関係を変えてしまうのが怖くて」
北「そっか…まぁ…俺もなんだけどね」
謙「先輩もですか？」
北「変に気まずくなるなら…このまま優しいお兄ちゃんでいる方がってなってしまってるんだ」
謙「そうなんですね」
でも…このまま…自分の思いを伝えないままいたら
後悔するんかな…
北「とりあえずそんな顔してたら…駿ちゃん心配するよ？」
謙「あ、そうですね！そこまで考えられてませんでした」
そうやんな
同じルームメイトやねんから
俺が伝えるとかどうこうの前に
みっちーには
楽しい毎日を過ごしてもらわな
謙「すみません、ありがとうございました！」
北「モヤモヤは晴れたみたいだね」
謙「はい」
寮にもどって
謙「みっちー！」
駿「おぉ、ビックした…」
謙「怪我の具合は？」
駿「そ…そんなにすぐに治らんくない？」
謙「あ、そっか」
駿「なんか昨日元気なかったけどいつもの謙杜や」
謙「俺はいつも元気よ？」
駿「そう？」
とまぁこんな感じでいつもの日常を過ごして
みっちーの怪我も治り
気づけば夏休み目前
駿「ど…どうしよう」
謙「やばいな」
恭「どうしたらいいんやろ…」
俺たち3人
大変困った状況になりました
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作者名：シオリ
| 作成日時：2023年5月26日 10時
