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駿side
まさか…
寮の部屋の中に
1人部屋まであるとは
マンションやん
思ってたのと違う
駿「ひろ…」
謙「やろ？俺1人やったからさぁ、寂しかってん」
駿「そうなんや」
謙「初めまして、俺は長尾謙杜、よろしく」
恭「さっきはビックリさせてごめんな俺、高橋恭平、よろしく」
駿「僕…道枝駿…佑」
恭「なるほどな、じゃあみっちーか」
駿「え？」
急にみっちーって
恭「道枝駿佑くんやろ？言いにくいしみっちーで」
謙「俺もそう呼んでいい？」
駿「うん、全然いいよ」
謙「今日からよろしく」
優しそう
駿「うん！よろしく、なんて呼んだらいい？」
謙「高橋くんは謙杜って呼んでるけど…好きに呼んでくれていいよ」
駿「わかった、じゃあ長尾…うーん…謙杜……謙杜かな」
恭「俺も好きな様に」
駿「恭平？」
恭「ん、よろしく」
謙「高橋くん何しに来たん？」
恭「謙杜の部屋の転校生はどんな子かなぁって」
謙「あっそ…」
恭「冷たない？」
謙「今日はゆっくりみっちーと話したいの！」
仲良いなぁ
謙「あ、みっちーどうしたん？」
駿「いや、仲良いなぁって」
謙「そうかな…まぁ幼馴染やから」
そうなんや
謙「とにかく！色々説明する話もあんの！やから後で食堂近くで待ち合わせ！じゃ」
すごい勢いで恭平を追い出した
駿「幼馴染やけど…良かったん？」
謙「別にあれぐらいじゃ怒らんよ、それにみっちーには確認したいこともあるし」
駿「確認したいこと？」
謙「みっちーってさ…女の子…やねんやんな？」
駿「え？」
なんで？
もう気付かれた？
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作者名：シオリ
| 作成日時：2023年5月13日 7時
