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大吾side
急に黒影組のこと聞かれるからビックリした
10年も経ってるのに
いきなりやった
2人は黒影組のこと知らんはずやし
俺らはなるべく口に出さん様にしてたから
その事を話せる子って言ったら
駿佑しかない
流星「もしかして…さ…駿佑と関係してる？」
謙杜「いやー、そんなことないやんな」
和也「急に気になって…」
絶対嘘やん…
大吾「嘘つくなら教えへんで…」
ちょっと脅すように言ったら
和也「あー！ごめんなさいー！」
謙杜「ほんまのこと言うから！」
大慌てで言ってきた
流星「最初からそうしてや」
謙杜「あの…実は…」
和也「駿が…会いたがってて…」
流星「やっぱり…」
大吾「まぁ…そう言う事やろうとは思ったけど…」
なんとなく感じてた
駿佑は楽しそうに過ごしてるけど
時折寂しそうな顔をしてるって
流星「俺らも10年前の事だけしか教えられへんよ？」
謙杜「そうなん？」
ガサッ
駿佑「大吾くん、流星くん！」
大吾「おぉ、駿佑」
駿佑「それ…僕にも教えて？」
大吾「うん…わかった」
流星「駿佑…覚えてる？俺と…お丸さんと初めて会った時」
駿佑「あ、うん…官兵衛と出かけてて…逸れちゃって…その時僕まだ…官兵衛達にしか心開けてなかったから…怖かった…その時に…流星くんが声かけてくれたって」
めっちゃ覚えてるやん
流星「そう、よう覚えてるやん」
和也「へぇーそうやったんや」
流星「その後…俺と大ちゃんと2人で会ったよな？」
駿佑「うん…半兵衛と来てたけど…声かけられた時に振り返ったらおらんかった」
大吾「多分見つかるとまずいって思ってたんやろう…3回目は？」
駿佑「僕が…1回目に会った時のおだんごのお金渡すために行った時」
大吾「うん…合ってる」
流星「その後に…黒影組の3人が俺らの家に来た」
和也「えっ、そうなん？」
大吾「その時に…ある事を持ちかけられた」
謙杜「どんな？」
流星「駿佑の安心して過ごせる場所を作ってあげてほしい…それができたら…黒影組を解散してもいいって」
駿佑「え…？」
謙杜「黒影組ってその時…」
大吾「最強最悪って呼ばれてるぐらいやったな…女子どもにも容赦なく斬る…」
その話を聞いて3人は驚いてた
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作者名：シオリ
| 作成日時：2022年11月27日 16時
