闇夜の中で輝く光2 (ページ38)

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駿佑side

流星「駿佑はここで待っててな？」

駿佑「うん…」

ここは僕の実家

いい思い出はないけど

駿佑「ここに閉じ込められてたんやな…」

今でも思い出したくないけど

あの時官兵衛達がおらんかったら

僕はもう生きてないと思う

官兵衛達が来て

なんか我慢しようと思ってた感情が爆発して

泣きながら色々言った

官兵衛達も会いたかったって言ってくれて

もう涙が止まらんかった

駿佑「ん…」

官兵衛「起きたか？」

駿佑「あれ…僕…」

なんか懐かしい感じもするけど

官兵衛「俺たちの隠れ家だよ」

駿佑「あ…通りで」

半兵衛「散々泣いた後眠ったんだよ」

そうやった…

駿佑「なんか…ごめん…」

官兵衛「いや…俺たちも嬉しかったよ」

駿佑「よかった…」

ギュッ…

駿佑「ん…」

半兵衛が優しく抱きしめてくれた

あったかい

以蔵「駿佑、それにしても…2度も襲われそうになるなんてな」

駿佑「僕やって襲われたいわけちゃうもん」

変わらず接してくれる官兵衛達

駿佑「それより…今までどうやって過ごしてたん？」

以蔵「駿佑のような子を助けていたんだ…」

官兵衛「江戸だけじゃなくて色んなところでな」

そうなんや

官兵衛「駿佑、これからの事なんだが…」

駿佑「ん？」