闇夜の中で輝く光2 (ページ19)

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新吉side

流星「駿佑、夜うなされてたんです」

新吉「そうなのか？」

流星「駿佑…たまにある…慣れてるって言ってて」

大吾「そうなん？」

流星「うん…多分我慢する癖ついてる…」

新吉「気づかなかった」

申し訳ない

流星「駿佑…相手の気持ちに敏感な上に…自分の気持ちを誤魔化すのはうまいみたい」

大吾「ほんまにな」

流星「まぁ幸い謙杜と和也がその辺鋭いけど」

体調悪かったりとかした時

2人が気づいてこっちに情報流してくれるから

新吉「俺ももっと寄り添ってやらないとな」

流星「お願いしますね、今1番近くにいるんですから」

新吉「おう」

駿佑「流星くーん…ってあれ、新吉さんと大吾くんも…」

流星「駿佑、あの後は大丈夫？」

駿佑「え？うん」

流星「ならよかった」

新吉「駿佑…」

駿佑「あ…」

新吉「すまない…今まで気づかなくて…」

駿佑「ううん」

新吉「もう少し…頼ってくれないか？」

駿佑「はい…」

まだ気を使ってるな

俺じゃダメなのか…

新吉「駿佑、とりあえず一旦帰るか」

駿佑「はい」

俺たちは一緒に帰った

駿佑「今日も遅くなりそうですか？」

新吉「なるべく早く帰るよ」

駿佑「はい」

ちょっと素直になってくれたな

その日はなるべく早く帰ってやったら

嬉しそうにしてくれた