闇夜の中で輝く光 (ページ26)

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流星side

偶然大蔵様に会ったあの日

駿佑くんが周りの人に慣れることができるように協力してくれるって言ってて

屋敷に招待してくださった

徳俵「邪魔するぞ」

流星「と、徳俵の旦那？」

徳俵「おー、流星じゃないか」

まさか突然徳俵の旦那が来るなんて

徳俵「おや？初めて見る子がいるな」

駿佑「…」

徳俵「可愛い女子だなぁ」

駿佑(ムスッ…)

あーあ…

流星「徳俵の旦那…この子…駿佑くんって言う男の子なんです…」

まぁ…

間違いそうなくらい可愛い女の子みたいな顔してるけど…

謙杜「あーあ」

徳俵「すまない…それより…どいつの知り合いだい？」

金之助「えっと…」

そっと目線を送った

銀之助「最近知り合ったんだ…この近くに越してきたらしい」

適当に誤魔化してくれた

徳俵「そうなのか…いやぁ…美しいと言うのはこの子のことだな」

そうマジマジと見つめながら言ってるけど

駿佑くん…めちゃくちゃ怯えてる

流星「あんまり変なこと言わないであげてください、怯えてるんで」

徳俵「そんなつもりは…」

まぁ確かに…

可愛いけど

流星「駿佑くん、楽しかった？」

駿佑「うん…まぁ…」

帰り道

大吾「あ、流星、駿佑くん」

流星「大ちゃん、お疲れ様」

大吾「どうやった？大蔵様のお屋敷」

駿佑「ひろかった」

大吾「ははっ、そっか」

まぁ結構

俺らには心を開いてくれてるって感じがする