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お丸side
あれから駿佑くんに会えてないけど
大丈夫かしら…
駿佑「あの」
お丸「あらっ?駿佑くん⁉︎」
流星「急にどうしたん?」
駿佑「…あのこれ…」
お丸「お金…?」
駿佑「あのときの…」
震えてる
怖いのかしら
お丸「あの時は元気になって欲しかっただけ…だから…」
駿佑くんの分のお団子を渡してあげた
お丸「これ、毎度あり」
駿佑「ちゃうのに…」
お丸「官兵衛さんに言われたのかい?」
駿佑「…ぼく…そとこわい…でも…ちょっとずつなれたほーがいいって…」
流星「そうなん?」
コクンって頷いた
流星「じゃあさ、あの時のお礼やったら…ちょっと僕とお話せーへん?」
駿佑「え?」
流星「僕とやったら、歳も近いやろうし、話しやすいんちゃう?」
駿佑「う…うん」
駿佑くんに関して
流星は同じ何かを感じてるのかもね…
こう言う時は…
そっと見守ってあげますか…
流星「駿佑くんっていま何歳?」
駿佑「えと…5…」
流星「5歳かぁ…可愛い…ってあ…ごめんごめん…そんなに怯えんといて?」
駿佑「…」
流星「僕は15」
駿佑「そーなんや…」
流星「この前あった大ちゃん…大吾くんと仲良し」
駿佑「…」
流星「なんか…好きなことある?」
駿佑「わからん…」
流星「そっか…」
なかなか難しそうね
金ちゃま「ワンワン!」
流星「えっ、ちょっと金ちゃま!」
駿佑「うわっ!」
お丸「金ちゃまは偉く駿佑くんが気に入ってるみたいね」
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作者名:シオリ | 作成日時:2022年11月5日 7時