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流星side
流星「こっちの人は大吾、大ちゃん」
大吾「はじめまして」
駿佑「…」
大吾「怖くないで…？」
流星「この間の人は？」
駿佑「きょーははんべーときた」
半兵衛…？
大吾「その半兵衛って人は？」
駿佑「ちょっとはなれてる」
なんじゃそりゃ…
駿佑「もーいく…」
大吾「あ…駿佑くん！」
駿佑(ビクッ)
急に大きな声で呼ばれたからか
身体がビクッてなって
ちょっと怖がってる
流星「大ちゃん…」
大吾「ご…ごめん…急に大きな声出して」
駿佑「…」
大吾「なんか…駿佑くんを見てると…昔の俺らを見てる気がして…」
駿佑「よーわからん…あ、はんべーおった…」
半兵衛「…」
半兵衛と呼ばれた人と一緒に歩いて行った
駿佑「はんべー…ひとりにせんといてー」
半兵衛「悪い…」
駿佑「なんかたべたい…」
半兵衛「帰るか」
駿佑「うん！」
俺らには向けたことのない笑顔を向けてる
大吾「なぁ流星…俺思うんやけどさ…」
流星「ん？」
大吾「やっぱりあの子…俺らと似てるんちゃう？」
流星「そうやね…ただ…拾ってくれた人の立場が違うだけ…」
大吾「駿佑くんをあの人達から離すこと…できるんかな…」
流星「あの感じやったら…多分相当酷い暴力受けてたと思う…」
大吾「なんとかしてあげたいけどな」
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作者名：シオリ
| 作成日時：2022年11月5日 7時
