54、悪魔の呪い ページ30
向井side
向井「目が覚めたら助けられとって…ただ何も思い出されへんかった…」
深澤「そうだったのか…」
皆真剣に聞いてくれた
覚えてないところもあったけど
ずっとかくしてたのに
向井「後一つ変わってたことがあってん」
渡辺「どういうこと？」
向井「自分が聞きたいって思った時に生き物たちの声が聞こえるようになっててん」
ラウール「どうして？」
向井「わからん…」
いきなりで戸惑ったけど
コントロールできるようになってた
大倉「康二」
向井「はい」
大倉「康二は悪魔の事どこまで知ってるん？」
向井「えっと…すごい弱い生き物やって事と…死ぬ時に近くにいる人に呪いをかける事です」
宮舘「え…じゃあ康二って…」
大倉「康二はあの時悪魔の呪いをかけられてる」
向井「あれ…やっぱり悪魔やったんですね…」
ラウール「わからなかったの？」
向井「見かける事なかったから」
目黒「そうなんだ」
向井「え、でも俺…そんな呪いがかかったって思うような事…」
大倉「やっぱり詳しいことは知らんねんな」
ラウール「どう言う事ですか？」
大倉「悪魔の呪いは負のものとは限らんねやって」
それって
どう言う事なん？
大倉「悪魔が幸せな気持ちで死んだ時…それはその人を守る呪いになるんやって」
岩本「じゃあ…康二が力をコントロール出来るようになったのって…悪魔の呪いがいい方向にきいたって事ですか？」
大倉「おん、多分な…」
深澤「でも…どうして康二はその時のことを忘れてたんでしょうか？」
大倉「そうやなぁ…幼かったしショックやったからなんか…それとも呪いを受けた影響かって所かな…」
佐久間「それで…もう一回助けた時に思い出したんだね…」
大倉「悪魔は転生を繰り返す生き物やからなぁ…そうなるな…」
向井「あの時…また来てくれたねって…それで…」
ラウール「康二くん…」
心配そうに皆見てた
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塩麹 - とても面白かったです。もしも良ければですが番外編が読みたいです。よろしくお願いします。 (2021年8月4日 2時) (
レス) id: db16e507d4 (このIDを非表示/違反報告)
佑妃奈(プロフ) - すごい生意気なんですけど、もし時間があれば番外編みたいなのがみたいです。 (2021年7月19日 15時) (レス) id: f264ee5bd6 (このIDを非表示/違反報告)
名無し9655号(プロフ) - ミイラの飼い方も見てたので余計に面白かったです！展開の基礎がある程度ある中意外な展開が多くてとても楽しめました！完結おめでとうございます！ (2021年7月18日 21時) (レス) id: 1c358cf99e (このIDを非表示/違反報告)
佑妃奈(プロフ) - 完結おめでとうございます！ (2021年7月18日 11時) (レス) id: f264ee5bd6 (このIDを非表示/違反報告)
佑妃奈(プロフ) - 急展開きましたね！続きが楽しみです (2021年7月14日 7時) (レス) id: f264ee5bd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シオリ
| 作成日時：2021年7月10日 6時
