10、康二くんの秘密 ページ11
ラウールside
向井「さっきは空がいるから話せんかったことやな」
ラウール「空先輩?」
向井「おん、空には事情があって話せへんことがあるんやけど…ラウに危険な目にあった時後悔したくないからな」
ラウール「危険な目?」
向井「空がさミーくん達を狙う人が出てくるかもしれんって言ってたやろ?」
ラウール「うん…」
康二くんがそんな話をしてるってことは
ラウール「もしかして…もうすでにいるってこと」
向井「…よーわかったな…そう、もうすでにおる…俺らはそういうのをコレクターって呼んどる」
ラウール「そうなんだ…」
まぁそりゃ
いてもおかしくないけど
ラウール「どうして康二くんはそれを知ってるの?それに…俺らってどういう意味?」
向井「コレクターに対応するために、保護官ってのがおるんよ…」
保護官?
まぁそういう人がいるのもわかる気がする
っていうか
不思議な生き物に関しても
コレクターや保護官のことも
本来ならそんな話
関係する人じゃないと知らないよね…
ラウール「まさか…」
向井「わかってもうた?俺実は保護官もやってんねん」
ラウール「…」
そうだったんだ…
康二くんって優しいお兄ちゃんで
お兄ちゃんなのに可愛らしいところもあるけど
時々不思議な空気を出してるひとだった
こういうことだったんだ…
向井「ごめんな、黙ってて…巻き込みたくなくて黙ってた」
ラウール「ううん…」
保護官やコレクター
それに不思議生物のことも
俺でも話せない
なんとなくわかる
ラウール「普通なら関わることないから…だよね?康二くん」
向井「おん」
ラウール「ありがと…教えてくれて」
向井「あ、そうそうラウ、この番号登録しててくれん?」
ラウール「康二くん2つ携帯持ってるの?」
向井「おん、こっちは普段使い用、この黒い方は空とか、そういう関係者用」
ラウール「もし俺が何かに遭遇したら、こっちに連絡したらいいってこと?」
向井「おん」
ラウール「わかった」
ちょっと康二くんの秘密を知れて
なんか嬉しかったな
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佑妃奈(プロフ) - なんかめちゃくちゃ気になるところで切れましたね!また更新が楽しみです (2021年7月9日 7時) (レス) id: f264ee5bd6 (このIDを非表示/違反報告)
佑妃奈(プロフ) - 元のお話を見たことがないのでどんな風に話が進んでいくか楽しみです! (2021年7月6日 7時) (レス) id: f264ee5bd6 (このIDを非表示/違反報告)
佑妃奈(プロフ) - もう早速面白いです!掛け持ち大変だと思いますが更新楽しみにしてます! 康二くんmainありがとうございます!あまり康二くんがmainに入ってる作品がなくて… これからも応援してます (2021年7月4日 9時) (レス) id: f264ee5bd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シオリ | 作成日時:2021年7月4日 7時