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高木side
出かけるって
どこ行くんだろうな
なんか楽しそうにしてる
そのまま海についた
大【ここ景色綺麗やろ?】
確かに綺麗だな
そう思って頷いた
大【俺も落ち込むことあるから】
そうなんだ…
高【大倉くんさ…なんでそんなに俺らのことを優先するの?】
大倉くんって本当に不思議…
大【それはさ…皆に幸せでいてほしいからかな…】
どういうこと?
大【やっぱりさ…皆暗い顔してたらさ…俺も悲しいから】
そういうもんなのかな…
俺にはよくわかんないけど
大【甘えてほしいな】
優しい表情だった
大【散歩しよっか】
俺は頷いた
少し歩いたら携帯を見てた
大【もうすぐ伊野尾くん来るってさ】
いきなりだな
大【オススメのお店あるから、そこで待ち合わせ】
そうなんだ
しばらくしたら
すごい手を振った伊野尾くんが来た
やっぱり聞こえないと不便だな…
それもストレスになる
嫌になってくるよね
そんなこと考えてたら
伊野尾くんに手を引っ張られて
行こうって口パクで言ってた
俺は頷いた
せっかくだから
楽しまないとね
こういうことも
なんか
伊野尾くん
めちゃくちゃ楽しそう
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作者名:シオリ | 作成日時:2018年9月27日 23時