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山田side


知念が元気ない


そりゃストレスで耳が聞こえなくなったんだもんね


山「どうしよう」


有「支えようよ」


大ちゃんがしっかりしてる


こういう時は本当に


頼りになるんだよね


山「うん、そうだね」


俺は知念のそばに行く


ちょっと怖いみたいで震えてる


山「大丈夫なのか?」


聞こえてないかもしれないけど


声をかける


俺は知念を抱きしめた


有【そばにいるからね】


大ちゃんがそう書いたら頷いた


安心した顔になる知念


よかった


有【ここには知念を叩く人はいないよ】


山【安心しろよ】


少しずつでも


怖くなくなるように


そばにいないとね



少ししたら寝たから


有「耳が聞こえないってどれだけ怖いだろうね」


山「そうだよな…」


有「早く戻るといいけどな」


山「うん…」


しばらくしたら


有「知念が泣いてる」


山「また夢みてるんだな」


有「起きて?知念起きて!」


俺は知念を揺する


早く起きてほしい


起きた


知念はポロポロと涙をこぼしてた


辛いんだろうな


また夢を見たんだろうな


俺はそっと


知念を抱きしめた


安心できるように

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作者名:シオリ | 作成日時:2018年9月27日 23時

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