過ぎ去った過去 (ページ10)

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大毅side

ごめんなさいね、刑事さん

ちょっと嘘つきました

けど余計なことは言いませんよ…

大毅「思い出したら困るんで」

プルルルル

大毅「あ、濱ちゃんや…」

俺は電話に出る

大毅『どうしたん？』

崇裕『言われた通り監視してる…それにしてもお兄さんに思い出させたくないからって…そこまでする？』

大毅『思い出したくないから自分で記憶を封印させたんやろ？それに…濱ちゃんは昔兄ちゃんが来てすぐの事とか知らんやろ？』

崇裕『またなんか動きがあったら連絡する』

大毅『りよーかーい』

俺は電話を切る

大毅「さて、戻るか」

俺は店に戻った

忠「遅かったやん」

大毅「気にせんとってや」

俺はそのまま

店の手伝いをした

カランカラン

忠「あー、マル来てくれたんやぁー」

隆「食べに来てって言ってたからー」

大毅「……」

いつの間に知り合ったん？

しかもこの人は

兄ちゃんの過去を知ってる

兄ちゃんと話してる時に

ふと目があって

にやって笑った

丸山side

智「今虐待されてるって噂のある人は？」

裕「この子…」

翔「あの子はもう施設に預けてるよ」

隆「ほんまにタツの記憶取り戻させようとしてるん？」

潤「そろそろ知るべきだろ…あいつらもさ」

亮「忠義はたった1人で苦しんでたんやからさ」

隆「じゃあ行くわ」

何日か前に会って

いつか店来てって

やから行かせてもらった