過ぎ去った過去 (ページ5)

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二宮side

和「それで、昨日会った？」

章「おん…昔のこと…全く覚えてへんみたい」

和「そっか…」

章「俺さぁ、タツと友達になってん！ほら、電話番号も！」

和「何がしたいんだか…」

本当に

信「おい、また事件やぞ！」

そう言われたから

行くことにした

和「うわ…」

章「ひどい…」

す「この人…子供がおったはずやけど」

雅「いないよね」

信「また誘拐か」

俺は部屋を見渡す

冷蔵庫に物はほぼなし

どっちかというと酒ばっか

あとは…

汚い部屋に

カップラーメンとか

和「ろくな生活してないなぁ」

章「こんな中で子供がおるってかわいそう…」

和「あ、俺周辺から話聞いてくる」

章「俺も行ってもええ？」

和「おう」

周りの人を見つけて

章「あの、警視庁捜査一課のものなんですけど」

話を聞いてみたら

章「子供の泣き声…？」

「深夜に子供の泣き声が聞こえてきて」

その話

今までの事件でも聞いた

和「ねぇ、なんか変じゃない？」

章「おん…」

何かある気がする

とりあえず捜査会議

和「俺…もしかしたらって思うんだけどさ…ひょっとして被害者と誘拐された子供ってさぁ…」

信「何やねん」

和「虐待されてたとかじゃない？」

俺はとりあえず言ってみた