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二宮side



少しずつ…


記憶が戻ってきてるんだ


章「タツー!また来るなぁ〜!」


和「子供か…」


章「ひどない…?」


忠「またきてー」


そういって手を振る


和「他の皆の事も…徐々に思い出して行くんだろうね」


俺らは2人で歩く


章「俺…ショックやな…ずっと笑顔やった…やのに…俺らの知らんところで…あんなに苦しんでたって」


和「そうだよな…」


1番そばにいたのにな


章「ごめん、俺ちょっと戻るわ」


和「えっ、ちょっとまって」


ヤスが走って行くから


俺も走っていく


家の前には大毅くん


大毅「あれ、どうしました?」


和「はぁ…あー…しんど…」


章「聞きたいことがあって…今回は君に」


大毅「え…俺?」


とりあえず店を開けてもらった


大毅「話ってなんですか?」


章「タツがここにきてすぐの話…聞いてもいい?」


そういえば…


知らないかも…


章「知りたいねん…タツのこと全部」


大毅「わかりました」


大毅くんは頷いてくれた


大毅「兄ちゃんは最初…人を…特に大人を怖がってました…何も食べずに…時にはフラッシュバックしてパニックになる事もなんどもありました」


章「そうやったんや…」


大毅「最初に心に開いてくれたのは俺やったんです」


あーやから仲ええんやね


章「俺が言えるんかわからんけど…ありがとうな…タツを支えてくれて」


大毅「いえ…」


支えないとな

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あやっち - いつも、シオリさんの小説を読ませていただいてます!今回の作品も読ませていただいてますとても面白いお話だなと感じました!これからも大変かもしれませんが更新頑張って下さい! (2017年11月5日 23時) (レス) id: 51ec3def0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シオリ | 作成日時:2017年10月23日 17時

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